女性の活躍場所が増えた事により、高齢出産も多くなっている現代。
女性の夢としていずれは、「赤ちゃんがほしい!」「早く妊娠したい!」と考えている方も多いでしょう。
収入面でも精神面でも安定してくると感じられる20代後半~30代だからこそ、そろそろ子供がほしいなと思う方も増えているのではないでしょうか。
そこで、自然妊娠する確率についてや確実に赤ちゃんが出来る方法をご紹介します。
子供がほしい方であれば、妊娠前から是非とも行って欲しいポイントですので、チェックしてみてください。
目次
自然妊娠する確率は?
自然妊娠する確率として、年齢が大きく関わってきます。
健康的なカップル・夫婦が避妊せずに1年性行為を行った場合の自然妊娠する確率は・・・
20代:80%
30代前半:60%
30代後半:50%
40代前半:30%
45歳以上:5%
卵子も年齢が重なるにつれて老化してしまう為、年齢が高くなる程に、妊娠率も下がっていきます。
健康な女性でも、50歳前後になれば閉経してしまいます。
最近では、高齢出産をしている方も増えてきましたが、確実に自然妊娠したいのであれば、早めの出産をおすすめします。
高齢出産にはリスクも高まります
女性の活躍も笛、収入面や精神面でも安定す事もあり、35歳以上での高齢出産も多くなってきています。
しかし、高齢出産にはリスクがあるという事も覚えておきましょう。
【高齢出産でのリスク】
- 障害をもった子供が生まれる可能性が高くなる
- 妊娠中に病気になりやすくなる
- 流産・早産・難産の可能性が高くなる
必ずしも高齢出産だからと行って、上記の様な事が起きるとは限りません。
しかし、30代前半までの女性と比べると、確率が高くなりますので、要注意しておきましょう。
確実に赤ちゃんができる3つの方法
それでは、どうしたら確実に自然妊娠することが出来るのでしょうか?
妊娠する前からしておきたい3つの方法をご紹介します。
1.食事や生活習慣を見直す
何と言っても、食事や生活面が重要となってきます。
1日3食きちんと食べ、しっかりと睡眠をとる事により、妊娠しやすい身体づくりができます。
最近では、妊娠しやすい食べ物というのも存在していますので、積極的にとると良いでしょう。
【妊娠しやすい食べ物】
<女性編>
「活性酸素」という強い酸素を除去する事で、卵子の質が格段と上がります。
そこで除去してくれる食べ物として、りんご・ピーマン・大豆、にんじん、トマト、かぼちゃ等が挙げられます。
<男性編>
精子は「タンパク質」から作られています。
精子を作ってくれるサポートをする栄養が入っている食べ物は、納豆、牡蠣、アーモンド、あさり、山芋等が挙げられます。
【厚生労働省が推進している栄養素『葉酸』】
また、先天性奇形児・障害発症のリスクを抑えるためにも、厚生労働省は1日400μgの『葉酸』を摂取する事を進めています。
しかも『葉酸』には、鉄分と同じく貧血や冷え性などの改善にもサポートしてくれます。
食べ物・食事からも『葉酸』を取ることができますが、身体に吸収されにくい性質を持っているため、サプリメントでの摂取を進めています。
2.タイミングを狙う
毎日の基礎体温をチェックしておく事で、排卵日を予想する事ができます。
ですので、ご自身の妊娠しやすいタイミングに性交渉を行なえます。
実際に、不妊治療をしている方の1/3がこのタイミング方で妊娠成功しているそうですね。
【基礎体温の正しい計測方法】
まずは、正しい基礎体温の測り方を確認しておきましょう。
- 小数点第2位まで表示される体温計を用意する
- 毎朝決まった時間に起き、寝起き後すぐに測る
- 安静な状態で、舌の裏側中央にあるすじの根元を測る
前日にお酒を飲んだり、睡眠不足の場合には、正しく計測されない場合がありますので、注意しましょう。
【基礎体温の見方】
排卵は、最も基礎体温が下がる日から数日以内に起こるとされています。
ですので、その日前後がもっとも妊娠しやすい日となります。
また、高温期が14日続いた後に(低温期)生理が来るので、合わせて確認しておくと良いでしょう。
3.病院で確認してもらう
その人の体質・身体の状況によって、妊娠しずらい方がいらっしゃいます。
男女ともに不妊の原因がありますので、不安な方は男女共に一緒に検査する事をおすすめします。
代表的な不妊症の検査を6つご紹介します。
- 基礎体温測定
- 頸管粘液検査
- フーナーテスト
- 子宮卵管造影
- 経膣超音波検査
- 一般精液検査
不妊というと、女性が原因というイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際には、男女共に原因がある可能性があります。
妊娠は女性しかできませんが、夫婦2人の問題ですので、女性の方は一人で抱え込まずに、夫婦で話し合って決めてくださいね。
まとめ
女性の夢として、子供が欲しい!と考えている方もいらっしゃると思います。
しかし女性の活躍場所が増え、結婚や出産を遅く考えている方も良いでしょう。
その場合は、高齢出産のリスクがあるという事も忘れないで下さい。
自然妊娠したい方は、早めの出産をお考えになる事をおすすめします。