今、韓国の主力製菓会社「オリオン」のチョコパイが世界中で人気になり、話題を呼んでいるようです。今年1~3月期の世界売上高がなんと1120億ウォン(約123億)となり、史上最高額を記録しました!
韓国のチョコパイはなぜ人気なのか?韓国の人はどう思っているのか?調査し、紹介します!
目次
チョコパイのプロフィール
1974年韓国生まれのチョコパイ
現在、チョコパイはオリオン、ロッテ、クラウンなどの主要菓子メーカーから発売されていますが、韓国では1974年4月にオリオン(当時の東洋製菓)がマシュマロをサンドし発売したのがはじまり。オリオンの社員がアメリカで食べたお菓子をヒントに開発されました。 発売当時の価格は1つ50ウォン(バスの基本料金は当時37ウォン、ジャージャー麺1杯が150ウォン)。現在は1つ500ウォン程度で販売されています。
国民的おやつ「情」チョコパイ
韓国旅行中に、チョコパイの箱に書かれた「情(ジョン)」という字を目にしたことがある人も多いはず。オリオンの「チョコパイ」発売後、その人気を受け他社からも相次いで「チョコパイ」が発売されたため、オリオンは1989年に「チョコパイ情」に名称を変更。「情」には家族みんなで楽しめるハートフルなお菓子という意味が込められています。ちなみに、中国では「仁」という漢字が使われ、ロシアでは「feel」という意味のロシア語が書かれています。
時とともにパッケージデザインも変化
現在、韓国でチョコパイといえば赤いパッケージを思い浮かべますが、発売当初は水色のシンプルな色使いでした。その後、友情、愛情など熱い思いが込められた「情」のイメージにあわせて赤い箱が登場。現在はお菓子のパッケージのトレンドにあわせ、輸入食品風のデザインも登場しています。チョコパイが大きく描かれた箱は売り場で思わず手にとってしまう魅力があります。
(http://www.konest.com/contents/korean_life_detail.html?id=5865から引用)
韓国でチョコパイといえば発売当時からおなじみ、昔ながらのマシュマロと、そのあと発売されたクリームの2タイプがあります。
ちなみに日本のチョコパイはバニラクリームがはいっているようです。
チョコパイの食べ方
そのまま食べるのはもちろん美味しいのですが、、
電子レンジで20秒チンしてとろーり伸びたマシュマロと、溶けたチョコがナイスコンビのチョコフォンデュ風にしてみたり
冷凍庫で凍らせてバニラアイス感を楽しむデザート風にしてみたり
相性の良い牛乳に半分に割ったチョコパイをDip!してみたり
楽しみ方は色々あるようです!
韓国では誕生日やイベントの時にたくさん並べて、ケーキにしてみたりと工夫もたくさんです!
韓国ユーザーの声は?
- 「チョコパイは素晴らしい発明品だ!いくら食べても飽きがこない」
- 「チョコパイは韓国ドラマでもよく食べられている。だからこんなに人気が出たのでは?」
- 「チョコパイといえばオリオン、オリオンといえばチョコパイ!元祖が一番おいしい」
- 「韓国のチョコパイは偽物のチョコレートを使用しているが、日本のチョコパイは本物のチョコレートを使用している。よって、日本の勝ち」
- 「日本のチョコパイはとてもしっとりしていて、パイとは呼べない。韓国のチョコパイが世界一!」
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000059-rcdc-cnから引用)
まとめ
人気の理由は韓国ドラマの影響が大きいのかもしれませんね!
徴兵制がある韓国では辛い軍生活の思い出として韓国の男性がよく語るのが「チョコパイ」だそうです。
甘いものも満足に食べられない軍生活ですが、毎週日曜日礼拝の時に配られるのがチョコパイだったそうです!
今世界中でとても人気な韓国のチョコパイを一度は食べてみたいものですね!