鳥取県の大山に「火の鳥」とも呼ばれる渡り鳥“アカショウビン”が飛来し、新緑の森に美しい鳴き声を響かせているようです!
目次
アカショウビンとは??
ブッポウソウ目カワセミ科に分類される鳥類で、主に森林に生息するカワセミの仲間。
名称
種小名はインドのコロマンデル海岸に由来する。燃えるような赤いくちばしと体全体が赤色を持つことから、火の鳥の異名を持つ。鹿児島県奄美大島の地方名ではクッカルという。漢字の「翡翠」は本来青いカワセミを指すが、色の異なるショウビンにも熟字訓として用いられている。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%93%E3%83%B3から引用)
分布
北は日本と朝鮮半島、南はフィリピンからスンダ列島、西は中国大陸からインドまで、東アジアと東南アジアに広く分布する。北に分布する個体はフィリピン諸島、マレー半島、ボルネオなどで越冬する。
日本では夏鳥として渡来し、北海道から沖縄までほぼ全国で繁殖するが、渡来数は少ない。西表島は日本有数の繁殖地である。冬は東南アジアへ渡って越冬する。日本でよく見られるカワセミ類はこのアカショウビンのほかにカワセミ、ヤマセミの3種類だが、この中ではアカショウビンだけが渡り鳥である。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%93%E3%83%B3から引用)
生態
森林に生息し、水辺から離れた森林でも生息できることがカワセミとの違いです。
単独、またはつがいで生活し、石や枝の上から獲物を狙うのが特徴です。
食性は動物食で、渓流に飛び込み、カエルやサワガニ、水中昆虫を捕えます。
地面ではカタツムリやトカゲ、木の幹ではキリギリス、セミ、バッタに横から襲い掛かることもあるようです。
カワセミと同様、捕獲後は石や枝に戻り、獲物をくわえ直し、頭から丸のみにします。
動きが激しい獲物などは、足場に数回叩き付け、弱らせてから呑み込みます。
繁殖形態は卵生。巣穴は崖や、キツツキの古巣を使って営巣する。亜種アカショウビンでは、石川県で1988年にスズメバチの古巣を使った営巣記録が報告されている[3]。亜種リュウキュウアカショウビンでは、タカサゴシロアリが樹上に作る球状の巣に穴を掘って営巣した記録[4]、石垣島[5]と西表島[6]で、発泡スチロール製の人工営巣木で繁殖した記録がある。日本での産卵期は6-7月、産卵数は5個ほどである。
オスは朝夕や曇りの日に「キョロロロロー…」と尻下がりの声でさえずる。
西表島などが属する沖縄県竹富町の「町の鳥」に指定されている。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%93%E3%83%B3から引用)
大山の森にアカショウビン飛来!!
東南アジアで越冬をしていたアカショウビンが春、例年大山に姿を見せるそうです。
ビブラートの効いた澄んだ声でさえずり、「キュロロロロー」という声で森の静寂を破ります。
日本野鳥の会鳥取県支部の土居克夫支部長は「大山で例年繁殖している。その時期には近づかないでほしい」と話している。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150521-00000108-san-sociから引用)
さいごに
いかがでしたか?ちなみに、アカショウビンは体長30㎝らしいです。意外と大きくてびっくりしました。
自然溢れる場所で是非アカショウビンを見てみたいですね!!