あっと言う間に爽やかな春も終わり、季節は間もなく梅雨になりますね。
関東甲信での、梅雨の予想時期は
梅雨入りが6月8日頃、梅雨明けが7月21日となっています。
今年もじめじめする梅雨がやってきますね。
それはジメジメした所が大好きな<カビ>の季節でもあるのです…
目次
カビとは?
かびとは真菌類に属しキノコや酵母と同じ仲間なんです。
カビは胞子を持っており、普段は空気を漂っています。そして栄養のあるものにくっつき条件が揃うと根の様な菌糸を伸ばし、成長を胞子を作成し、また空中に漂います。その条件とは温度、湿度、栄養源になります。
カビが好きな温度とは?
約20~30℃が好む温度となっていますが、実は0℃~50℃の間でしたらカビは活動出来ます。
冷蔵庫の中の物がカビたりする理由にもなりますね。
カビが好きな湿度とは?
湿度65~70%以上になります。つまり1年の中で梅雨が最もカビの好きな季節という事になります。
カビの栄養源?
カビの栄養源は食品類や、垢、木材、ホコリ、石鹸、壁紙になります。つまり浴槽には人の垢や石鹸があり、掃除をしてない部屋などはホコリが栄養となり絶好の住処になる可能性が有るという事です。
カビが及ぼす身体への影響とは?
•空気中に浮遊するカビの胞子を吸い込んでカビ過敏症(起床時鼻水、咳、くしゃみ、微熱が出る)や肺炎(夏型過敏性肺炎)が起きることがある。
•カビ・真菌の胞子(トリコスポロン)を吸い込んで、夏型の過敏性肺炎(アレルギー性肺炎)を起こすと、咳や発熱、更には呼吸困難になる。
•副鼻腔真菌症:カビ(アスペルギルス等)が鼻の奥の副鼻腔に住み着き、鼻水、鼻づまり、頬の痛み等の症状が出る
(http://www.ne.jp/asahi/web/oki/health/kabi.htmlより引用)
思っていた以上にカビが及ぼす健康面での害は多いようです。そんなカビの大好きな梅雨がもうすぐやってくるんです。
これはどうにかしないと…!
カビの予防方法とは?
カビを予防する為に必要な事とは…
カビの好む温度、湿度、栄養源の絶ち方です!これらを押さえてカビが発生しやすい梅雨に備えましょう。
浴室
浴室には湿度、石鹸や身体を洗った後の垢などカビにとっての栄養がたくさんあります。
対策としては…
・入浴後に冷水シャワーで浴室の温度を下げる。
・さらに水分を拭き取る
・入浴後は換気扇を使用、また長時間がおすすめ
・こまめに掃除し石鹸のカスや垢を除去する。
部屋
・部屋に湿度計を設置し、除湿器やクーラーを使用し常に約60%以下を保つ
・洗濯物のした後、料理をした後は湿気が出るので喚起の為に窓を開ける
・部屋全体を消毒エタノールで掃除
・人間は寝ている間にも汗をかいているので、布団を小まめに日干しする
家電製品
・梅雨時の洗濯槽は高湿です。また溶け残った石鹸等がカビの栄養になる恐れがあるのでこまめに掃除を!
・エアコンはこまめにフィルターの掃除をし、運転開始後5~10分は窓を開放する。
まとめ
いかがでしたか?
カビの予防方法をみていると、普段から小まめな掃除、乾燥がポイントになっているようでしたね!
掃除をすると嫌なカビ予防にもなりますし、気持ちもさっぱりしてきますよね♪
梅雨が明けても是非続けてみてください!