ブリテンズゴットタレントでジョナサン熱唱。鬼プロデューサーサイモンも感動!


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皆さんは、ブリテンズゴットタレントという音楽番組をご存知でしょうか?

スーザン・ボイルやポール・ポッツなどが発掘されたイギリスのオーディション音楽番組です。それまで一般人だった人が評価されると一夜にして有名人になってしまうもの凄い影響力のある音楽番組ブリテンズゴットタレント。
そこに、もの凄い青年が出場していました!

目次

  1. ブリテンズゴットタレントとはどんな番組?過去の有名出場者は?
  2. ブリテンズゴットタレントの名物!サイモンたち辛口審査員を紹介
  3. ブリテンズゴットタレントの新星ジョナサンの4つの凄さ
  4. その後のジョナサン&シャーロットはどんな活躍をしている?

ブリテンズゴットタレントとはどんな番組?過去の有名出場者は?

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(引用元:https://laughy.jp/item/56ca655b0cf24eeb5173aff7)

ブリテンズゴットタレントは、イギリスの公開オーディション音楽番組です。三名の審査員の前で、歌やダンスなどを披露し、その才能が認められた場合、デビューすることができます。
第一次審査、第二次審査、準決勝、決勝と勝ち抜き型式になっていて、なんと優勝者にはテレビの出演権と10万ポンドという高額な賞金が贈られます。

過去の有名出場者は?

ブリテンズゴットタレントに出場した過去の有名人で、いまや誰もが知る有名人物が2名います。

ポール・ポッツ

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(引用元:http://www.oricon.co.jp/prof/433390/photo/p0020110429046457500130400308002/)

携帯販売会社の社員だったときにブリテンズゴットタレントに出場したポールポッツ。オペラ歌手になりたいという夢をあきらめきれずにいたため、勇気を出して出場したそうです。子供の頃から引っ込み思案で、それがそのまま大人になったようなポール。なんとなく自信なさげな姿は、見ている視聴者もハラハラ。でも、素晴らしい歌声を披露するのです。

ポールは第一回ブリテンズゴットタレントで見事優勝し、本格的にオペラの道に進むことになりました!
世界ツアーも慣行し、チケットは即完売の売れ行きだったそうです。
さらには、ポールの映画まで作られ、ポールの名前とブリテンズゴットタレントの知名度は飛躍的にアップしました。

スーザン・ボイル

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(引用元:http://adhd-guide.info/susan-boyle/)

おちゃめなおばさんという感じのスーザン・ボイル。彼女は第三回ブリテンズゴットタレントの出場者です。ブリテンズゴットタレントに出場した彼女は、ステージ映えするような女性ではなく、審査員も観客もあまり期待していませんでした。サイモンなど、「歌手になりたい」と言うスーザン・ボイルの言葉を半ば失笑して流します。
しかし、レ・ミゼラブルの「夢やぶれて」が流れ、スーザン・ボイルが歌い始めたとたん、あまりの美声に会場はシーンとなり、第一章が終わるころには、拍手と歓声で会場が埋め尽くされたのです。

失礼ながら歌手というイメージからはほど遠いスーザン・ボイル。しかし、歌声は身震いするほど美しく、誰もが一瞬、心を奪われてしまいます。スーザン・ボイルもポール・ポッツと同じく第一次審査、第二次審査、準決勝、決勝と進んでいくのですが、惜しくも決勝で敗れて準優勝となってしまいました。

今は世界で大人気のスーザン・ボイルが、第三回ブリテンズゴットタレントで準優勝だったなんで意外です。出てきた時は、ちょっとださいオバサンだったスーザン・ボイルですが、いまでは「どこのセレブマダム?」というような素敵な女性になってCDジャケット写真でにっこりほほ笑んでいます!

ブリテンズゴットタレントの名物!サイモンたち辛口審査員を紹介

ブリテンズゴットタレントの関門、それは、やはり観客の目と審査員のジャッジです。

シビアなブリテンズゴットタレントの観客

ブリテンズゴットタレントは埋もれている才能を発掘しようという番組です。その瞬間に立ち会おうとやってきている観客はかなりシビア。

舞台に出てきた出場者を温かく迎えるどころか、「この出場者はブリテンズゴットタレントに出る資格が本当にあるの?」とでもいうように厳しく値踏みします。
その表情たるや、小心者だったり緊張しやすい人だったらきっと頭が真っ白になってしまうことでしょう。

ジャッジする審査員は、曲者ぞろい

ブリテンズゴットタレントでは、三名の審査員が出場者の才能を審査します。回によってもメンバーは違うのですが、大抵は男性2人と女性1人の組み合わせです。

ポール・ポッツやスーザン・ボイルのようにメジャーになった出場者はとても個性的なのですが、ブリテンズゴットタレントの審査員の方はそれに輪をかけて個性的。むしろ、ブリテンズゴットタレントに無くてはならない存在です。彼らのことをちょっと紹介しますね。

サイモン・コーウェル

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(引用元:https://laughy.jp/item/56ca65bd0cf24eeb5173b008)

サイモン・コーウェルは、アメリカの音楽番組「ポップ・アイドル」「アメリカン・アイドル」「The X Factor」などの審査員を務めていました。本職は音楽プロデューサーです。

このサイモンはとにかく辛口で、あまり出場者を褒めることがありません。非常に現実的なことをいうタイプの審査員です。ブリテンズゴットタレントは、サイモンの企画で作られているため、出場者を今後商品として使えるかどうかを見ているのだと思います。出場者もその後の人生が大きく変わるのですから、甘い言葉で出場者を舞い上がらせず、プロ目線で厳しいことを言ってくれるサイモンは、本当はブリテンズゴットタレントの出場者にはありがたい存在なのかもしれませんね。

アマンダ・ホールデン

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(引用元:https://laughy.jp/item/56ca65ac0cf24eeb5173b006)

とても華やかな雰囲気のプラチナブロンドの女性です。この方は女優で、テレビドラマで有名になった方です。ミュージカルもできる方で、ローレンス・オリビエ賞候補にもなった実力派。演技だけではなく、歌も歌える女優さんです。
アマンダもサイモンと同じく辛口です。特に歌に関しては一言言わずには言えない性格のようで、あまりにも音痴な出場者に「出て行けよ!」と言ったこともあります。

ピアーズ・モーガン

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(引用元:https://laughy.jp/item/56ca661e0cf2652e5be63c4b)

ブリテンズゴットタレントの審査員の中で唯一、笑顔を見せてくれる人がピアーズです。ブリテンズゴットタレントのオアシスのような存在で、辛口のサイモンとアマンダの隣りにピアーズがいるとほっとするのですが、実はピアーズは、イギリスのゴシップ新聞「The Mirror」の元編集長。

あの優しい笑顔の裏で芸能人の秘密をすっぱ抜いて来たのでしょうから、ブリテンズゴットタレントの審査員は一筋縄ではいきません。

ブリテンズゴットタレントの新星ジョナサンの4つの凄さ

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(引用元:https://matome.naver.jp/odai/2133449134567128901)

ブリテンズゴットタレント第一回はポール・ポッツ、第三回はスーザンボイルとビックスターが誕生し、視聴率もうなぎ上りとなりました。イギリスでは大人気の番組で、その時刻になると、みんなテレビにくぎ付けなんだとか。そして、第六回にものすごい新人が表れます。

その名は、ジョナサン&シャーロット。オペラと声楽を学んでいる幼馴染デュオです。

ジョナサンの風貌に会場唖然

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(引用元:http://livedoor.blogimg.jp/hi_flood/imgs/b/d/bdd120ef.jpg)

2012年、第六回ブリテンズゴットタレントに出場した幼馴染デュオジョナサン&シャーロット。

オペラを学んでいるジョナサン・アントワン(2012年当時17歳)、声楽を学んでいるシャーロット・ジャコネル(16歳)。太った体を隠すようにしてだぶだぶの服で登場したジョナサンはとにかく巨体。130キロぐらいあるのではないでしょうか。大きな体の割りにはものすごく小心者でおどおどしています。逆に年下のシャーロットはまるで姉さん女房のようにしっかり者。このブリテンズゴットタレントに出ようと誘ったのもシャーロットのほうなんだとか。

会場の観客もジョナサンの風貌をみてクスクスと笑い出す始末。ますますジョナサンは萎縮してしまって、これから本当にオーデション大丈夫なの?とみているこちらが心配になってしまうほどです。
オーデション会場シーンから、今度はインタビューシーンへと映像は切り替わり、ジョナサンは「自分はいじめられていて、自分自身が嫌い」と答えています。強烈な劣等感を持ちながらオペラを練習してきたようです。

また映像はオーデション会場へ。サイモンが出てきたジョナサンを見てまず鼻で笑います。そして「何しにきたの?」と冷たくいいます。「僕たちは歌を歌いにきた」と緊張しながら答えるジョナサン。「ま、歌ってみたまえ」と全く興味なさげなサイモン。

そして、音楽が流れてきます。ジョナサンは緊張しすぎて、一章節出だしを間違えてしまう始末。隣のシャーロットが「まだよ。緊張しないで」と目配せしてサポートしていました。

ジョナサンのここが凄いその1 歌声が別格

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(引用元:http://lovelinescom.jp/miracle/?p=583)

しかし、ジョナサンの歌が始まるとサイモンは口をあんぐりとしてしまいます。そう、ジョナサンの歌声は、ただ普通の17歳の歌ではなく、プロのオペラ歌手のような見事なものだったのです。

ジョナサンのここが凄いその2 巨体を生かした響き

130キロ以上ある巨体は、声を響かせる楽器の役割を果たしていました。あまりの美声に会場は暫く静まり返りますが、やがて喝さいが巻き起こります。

最初はまるで受け入れない雰囲気だった会場の雰囲気が、今度はジョナサンの才能を褒めたたえる雰囲気に一変します。見た目はかなりインパクトのあるジョナサンですが、その体の中に眠っている才能を勇気を出してブリテンズゴットタレントで披露したのです。

会場は感動の渦に!ジョナサンの美声と才能に感動して泣きだす人も出る始末でした。

ジョナサンのここが凄いその3 包容力がある

一方、相方のシャーロットは、実はジョナサンよりも緊張していたのか、声が震えて音程を外してしまいます。また、ジョナサンとシャーロットの実力の差は歴然としていて、そのことがシャーロットをさらに緊張させてしまいます。

しかし、ジョナサンは出だしとは逆に、今度はシャーロットをリード。おどおどしながら舞台に出てきたジョナサンとはまるで別人!
まるで紳士ような包容力でした。

ジョナサンのここが凄いその4 友情に厚い

オーディションが終わりジョナサンたちは、拍手で審査員に迎えられます。サイモン、アマンダ、ピアース3人とも全員、ジョナサンたちの才能を認めます。
特に辛口のサイモンが、ジョナサンを「本当に17歳?まるでプロのオペラ歌手のようだ。恐ろしい才能だね」と手放しのほめっぷり。アマンダもピアースも褒めちぎります。もう、アマンダは興奮してしまって目を潤ませていました。

そして、ここからサイモンの現実的な話が始まります。
「ジョナサン。君はソロになったほうがいい。シャーロットとの実力の差はあきらかだ。彼女は君の足を引っ張る。君はソロとしてやっていける。どうだ、ビックチャンスだろう」
しかし、ジョナサンはイエスといいません。
「僕はシャーロットがいたから、今まで生きてこれたし、ブリテンズゴットタレントのオーディションまでやってこれた。だから、ジョナサン&シャーロットじゃなくなることなんて考えられない」
「彼女が君の成功の足を引っ張ってもかい?」
「僕はシャーロットと2人でやっていきます」
ジョナサンの固い決意に会場には大きな拍手が巻き起こりました。この硬い友情は全世界に放映され、今でも感動を伝え続けています。

その後のジョナサン&シャーロットはどんな活躍をしている?

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(引用元:https://matome.naver.jp/odai/2133449134567128901)

会場を大きな感動で満たしたジョナサン&シャーロット。彼らはブリテンズゴットタレントタレントの収録終了後、すぐにテレビ局と契約を交わしたそうです。

ジョナサン&シャーロット、ブリテンズゴットタレントの結果は?

オーディションは決勝まで順調に勝ち上がったのですが、なんと結果は準優勝。「どうしてジョナサン&シャーロットが準優勝?」という声も多かったそうです。
しかし、同じく準優勝で世界的にヒットしたスーザン・ボイルの例もありますし、今後世界で活躍するであろうジョナサン&シャーロットにとっては、優勝でも準優勝でもどっちでもいいのかもしれませんね。

ジョナサン&シャーロット、現在の活動は?

ジョナサン&シャーロットで「Together」というCDを一番最初に発売しています。ジョナサンのはりのある美声を聞くことができます。
また、オーディション時は緊張していたシャーロットもCDでは澄み切った美しい声を披露。オペラと声楽という少し畑違いのデュオですが、ミスマッチ感は全くなく素敵な声を披露してくれています。

CDなどめったに買わなくなった私ですが、ジョナサン&シャーロットで「Together」だけは即買いしました。

現在は、ジョナサン&シャーロットで2枚。ジョナサンで1枚、シャーロットで1枚CDを出しています。ツアーなども行っているようで、とても盛況のようです。

また、ジョナサンのインパクトある風貌も、「イタリア系の顔立ちで、痩せたらきっとかっこいい」とコメントしている記事もあります。痩せて格好よくなったジョナサンも見てみたいのですが、声量に影響あるのかなと思うと、そのままでいてほしいとも思ってしまい、ジレンマが生まれてしまいますね!

まとめ

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(引用元:http://www.dailystar.co.uk/showbiz-tv/music/404868/Jonathan-Antoine-and-Charlotte

自分の活躍の場、才能を生かす場は、勇気を出してちょっと手を伸ばした先にあるということをジョナサン&シャーロットに思い知らされた気がしました。

勇気と感動をありがとうといいたいです。これからも活躍を日本から楽しみにしています!

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