うさぎを飼いたい!一人暮らしでも飼育出来る?費用は?9つの注意点


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最近、動物のいるカフェが人気ですよね。
猫カフェ、フクロウカフェ、そして山羊のいるカフェなんかもあります。
その他、うさぎカフェも都内に多いのですが、実はウサギを自宅で飼う人が増えてきています。
犬のように毎日散歩をする手間もなく、猫のように鳴いたりもしません。
ですので、手間のかからない動物として、現在人気急上昇中なんです!
今回は『一人暮らしだけど、うさぎを飼いたい!』と思っている方のために、どのくらいの費用で購入できるのか、またどんなことに注意したらいいのかなど、飼育時の注意点をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

目次

  1. うさぎを飼いたい!費用やタイミングは?
  2. うさぎにはどんな種類がいるの?
  3. 一人暮らしでうさぎを飼う時の9つの注意点
  4. うさぎの体調管理の基本3点
  5. さいごに

うさぎを飼いたい!費用やタイミングは?

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まず、何かを飼いたいと思ったら気になるのが値段ですよね?
ペットショップで売られているうさぎの値段は、大体25,000円から50,000円ほどです。
生後1か月ほどの赤ちゃんの状態から購入することが可能ですが、この時期はまだお母さんうさぎにお乳を貰っている時期なので、うさぎ初心者には育てるのが難しいと言われています。

うさぎの離乳は、早い子だと生後25日過ぎ、遅い子だと40日ごろまでかかると言われています。
離乳が終わった直後は食べ物が固形物に変わりますが、そのときに体が慣れていないため下痢を起こしやすく、弱ってしまうこともあります。
そのため、このときに病気になってしまう子も多いそうです。
ですので、生後1か月ほどの子ウサギはとても小さくてかわいいのですが、離乳が終わり固形物の食事に慣れた2~3ヶ月ほどのうさぎを購入した方がよいでしょう。

うさぎにはどんな種類がいるの?

うさぎには毛の長いものから短いものまで、耳の立ったものから垂れてるものまでいろんな種類がいます。
性格もいろいろで、おっとりした子から元気いっぱいの子まで様々です。
種類によってはだっこが好きだったり、苦手だったりする子もいます。
ですので、よく品種の特徴やそのうさぎの個性を見極めて、好みや育てやすさなどを考慮して選ぶようにしましょう!

ロップイヤー

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原産国はイギリスです。
地面に着くほど大きくて長い耳が特徴です。
性格は大人しく、人によくなれるます。
子うさぎのときに耳が立っている場合もありますが、大人になるにつれて下がっていくので心配はありません。
ケージから出し運動をさせると、元気いっぱいに走り回ります!

ネザーランドドワーフ

原産国はオランダです。
飼いうさぎの中ではとてもポピュラーな品種です。
性格は大人しい子が多いので、初めてうさぎを飼う人に向いている子です。
丸い顔と小さい耳が特徴で、ピーターラビットのモデルとなったと言われています。

アンゴラ

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原産国はトルコです。
性格はとにかく大人しく温厚で、物静かです。
また、元々は毛を利用するために改良されてきたウサギで、毛の長さは10センチ以上にもなります。
大型な品種ですが、現在は改良が進み小型のアンゴラもいますので、探してみても良いかもしれません!

ダッチ

原産国はオランダです。
白黒模様がはっきりしていることから、『パンダウサギ』とよばれることも多いです。
首から上半身が白でそれ以外が黒となっています。
黒い毛以外に、茶色や灰色の毛の子もいます。
病気に強く、人懐っこい性格なので初心者に向いている品種です。

アメリカンファジードロップ


引用元:http://higopet.blog76.fc2.com/blog-entry-3950.html

原産国はアメリカです。
大きさは30センチほどまで育つので、比較的大型なウサギです。
非常に人懐っこいため、抱っこを嫌がる子は少ないです。
おっとりした性格の子が多いと言われています。

ミニウサギ

様々な種類を交配した総称を「ミニウサギ」と呼んでいます。
雑種なので、性格はウサギによってさまざまで、いろんな性格の子を楽しむことができます。
体が丈夫で育てやすく、値段は他のウサギよりも安く10,000円前後で売られています。

一人暮らしでうさぎを飼う時の9つの注意点

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様々な品種をご紹介しましたが、写真の通り可愛らしいうさぎばかりなので『かわいい!飼いたい!』という想いがさらに強くなった方も多いと思います。
しかし、動物を飼うというのは命を扱うことになります。
ですので、『飼いたいから飼う』のではなく、『飼いたいならうさぎの事を知ってから飼う』ようにしましょう。
ここでは、うさぎを飼う上で知っておかなくてはならない注意点を9つほど紹介します。
それらを踏まえた上で、飼うことを決めましょう!

うさぎを診れない獣医に注意

近所に獣医あるから大丈夫!と思う方もいるかも知れませんが、うさぎを診ることのできない獣医もいます。
人間にも内科と外科など、分野が分かれていますよね?
特に獣医はこれが強く表れていて、『動物なら獣医は何でも診れる』とは限りません。
ですので、近所の獣医がうさぎも診ることができるのか調べておきましょう!

実は場所を取るので注意

まず、うさぎを飼うのに必要なグッズはそこそこ場所を取ります。
基本的なグッズは、ケージ・牧草入れ・水入れ・ブラシなどがあります。
餌は牧草とペレットという牧草を油で固めたものがあり、それらを与えてます。
ですので、ゲージや餌などを置く場所の確保が必要です。

最初の1週間はストレスに注意

お迎えした最初の1週間は、ケージの中でゆっくりと過ごさせてください。
ウサギはテリトリー意識が強く、環境が変わるとストレスを感じる生き物です。
新しい環境に慣れようとしているときに、可愛いからといってかまいすぎると、ストレスを感じてしまうこともあります。
そのちょっとしたストレスから食事を摂らなくなり、死んでしまうこともあります。
せっかくあなたのもとにやってきたうさぎなので、慣れるまではそっとしておいてあげましょう!

部屋のコードに注意

ケージから出して部屋の中を散歩させることを、『部屋んぽ』といいます。
この部屋んぽのときに、好奇心旺盛なウサギは部屋の隅済みを探険するのですが、狭い場所が大好きです。
ですので、TVの裏やベットの下、ちょっとした隙間に潜り込みます。
そこで問題になるのが、配線コードに自分の匂いを付けたり噛んだりしてしまうことです。
ウサギの前歯はするどく、細いコードなど一発で切られてしまいます。
TVも見られなくなりますし、うさぎが感電する可能性もあります。
ですので、コードはテープなどで巻くようにするか、コードのない部屋で遊ばせてあげましょう!
また、充電している携帯電話のコードなども大好きなので、棚などウサギの届かないところにしまいましょう。

高さに注意

うさぎは骨折しやすい生き物です。
うさぎのケージには2階建てになっているものもあるのですが、この2階から飛び降りたときに怪我をするうさぎも多いそうです。
なので、高い所に上がった時は落ちないように目を離さないでください。

爪の伸びすぎに注意

ウサギは爪切りが必要です。
放っておくと伸びすぎて折れてしまうこともあります。
また、うさぎの爪には途中まで血管が走っていて、爪が伸びすぎるとこの血管も伸びてしまい爪を短く切れなくなってしまうため、こまめに爪切りをする必要があります。
2ヶ月~4ヶ月ぐらいを目安に切るようにしましょう。
自分で切るのが難しい場合は、ペットショップにお願いしましょう!
大体、500円ぐらいで綺麗に切ってくれます。

歯の伸びすぎに注意

ウサギの歯もどんどん伸びていきます。
この伸びる歯は、牧草など硬いものを毎日少しずつあげて削ってあげましょう。
柔らかいものばかりあげていると、歯が削られずどんどん伸びていって口を傷付けていまいます。
そうなると、うさぎは自分で物を食べられなくなってしまうので、獣医に歯を削ってもらう必要があります。
これはとてもうさぎに負担をかけることなので、歯の伸び具合には注意しましょう。
また、余談になりますがうさぎに噛まれると非常に痛いです!
うさぎは本来狩りをする動物ではないため、歯の切れ味が悪く、噛まれると痛みが強くて血がたくさん出ます。
なので、苛立っているときなど必要以上に構いすぎないようにしましょう。

抱っこしたい方は注意

ウサギは基本的にだっこが嫌いだと言われています。
特にネザーランドドワーフなどは抱っこが苦手だと言われていますので、無理やりだっこをしてストレスを与えるのはやめましょう。
逆に、ロップイヤーなど大人しい性格の子はだっこが好きな子も多いそうなので、だっこを楽しみたいなら大人しいウサギを最初から選びましょう。
どうしてもだっこが嫌いな子でも膝に乗せたり、傍らで撫でたりされるのが好きな子もいます。
うさぎの好きな遊び方に飼い主さんが合わせてあげましょう。

神経質な方は注意

うさぎはどの品種も毛が抜けます。
季節の変わり目などは特にボソボソ抜けるので、部屋が毛まみれになります。
また、猫や犬よりは獣臭くはないですが、排泄物の匂いが鼻につくので、ワンルームで飼う場合はこまめな掃除が必要となります。
そして、うさぎの殆どの品種がトイレを覚えることができないので、部屋んぽの時に好きに排泄されてしまうことを念頭に置いておく必要があります。

うさぎの体調管理の基本3点

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うさぎも病気にかかったり、体調を崩すことがあります。
しかし、それらは事前に知っていれば防げる病気ばかりです。
可愛いウサギを病気にしないためにも、以下の3つに注意しましょう!

室内温度は適温に

ウサギは寒さに強く暑さに弱い生き物です。
適正な温度は16度から24度と言われています。
熱中症にかかると15分で死亡してしまう場合もあるといわれていますので、温度管理はしっかりしましょう!
夏場は、クーラー、扇風機を使用してあげてください。
また、冷やしたペットボトルや、冷却マットなどもあると便利です。
逆に冬場は、小動物用のヒーターがあるのでそれをケージに入れてあげるのがよいでしょう!

ゲージ内は清潔にしよう

うさぎによっては、抜けた自分の毛やケージ内の糞尿でアレルギーを起こす子もいます。
1日に何度も連続してくしゃみをするようなら、すぐにケージを掃除し、部屋の中も掃除機をかけて毛やチリを綺麗にしましょう。
それでも治らない場合はうさぎの鼻炎「スナッフル」が考えられます。
動物病院に連れていくと薬を出してくれます。
5日ほど飲み薬を与えると治まるそうなので、苦しそうにくしゃみをしている場合は、すぐ動物病院に連れていってあげましょう。

エサの成分に気を使おう

うさぎは子うさぎのときと、大きくなってからのエサが異なります。
子ウサギ用の餌はたんぱく質とカルシウムが多く、成長に欠かせない成分がしっかり取れるように作られています。
よくアルファルファという名前で売られていますが、大きくなってからもこのアルファルファを与えていると、うさぎによっては尿管結石ができてしまい尿がスムーズにできなくなってしまいます。
この尿管結石にかかると尿毒症になり命を落としてしまう可能性が高いので、大きくなるにつれてエサの見直しを行いましょう!

まとめ

うさぎとの生活が始まると、とても癒されることに気付くと思います。
鼻でツンツンして遊ぼうよと催促してきたり、飼い主さんの後をチョロチョロとついてきたりと犬と猫を足したような行動をします。
そんな可愛いうさぎをお迎えしたら、定期的に動物病院での健康診断にも通うようにし、健康に気を使ってあげてください。

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