髪の毛の痛みの原因とは?チリチリ髪の傷みを治す方法7つ!


枝毛や切れ毛、パサつきなど、女子にとって髪の毛の悩みは尽きないもの。
ヘアモデルのような美しいツヤ髪になりたい!
本日は、そんな方に、髪の傷みの原因と、痛みを改善する方法をご紹介したいと思います!

目次

  1. 髪の痛みすぎは7歳も老けて見える!?痛みの原因とは?
  2. あなたの髪の毛は痛んでいるかセルフチェック!
  3. 髪の毛の痛みを改善するために今日から取り入れたい7つの習慣
  4. まとめ

髪の痛みすぎは7歳も老けて見える!?痛みの原因とは?

髪の毛が痛む
髪の毛が痛んでチリチリの状態だと、ヘアカラーが長持ちしにくかったり、アレンジが決まらなかったりと、損してしまうことも多いものです。
かみのパサつきはブローしてもまとまりにくく、老けて見える原因にもなってしまいます。
実際、パサついて痛んでいる髪では、同じ人であっても、まとまってツヤがある髪よりも約7歳も老けて見えるというアンケート結果も出ています。

ダメージなしのツルツル・ツヤツヤヘアは清潔感もあり若々しく見えます。
まとまりがあってツヤのある髪の毛は、小顔効果や美肌効果も期待できるんです!

また、ヘアの調子が悪いと、なんとなくお肌の調子や気持ちも、悪くなったような気持ちになりますよね。
そんな髪の毛の傷み、ちょっとした習慣を取り入れるだけで、ダメージを改善することが期待できます。
髪の毛の痛みを改善して、今よりもっとさらさらのヘアを手に入れてみませんか?

意外と知らない!髪の毛が痛むとはどういうこと?

髪の痛みの原因
では、そもそも、髪が痛むとは、どういうことでしょうか?

「髪の毛の痛み」とは、髪の毛が傷ついた状態のことを言います。
髪の毛の傷といっても、具体的にイメージできない人が多いのではないでしょうか?

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(引用元:
http://www.shiseidogroup.jp/binolab/h_0001/)

髪の毛は水分の蒸発を防ぎ、紫外線などから髪を守るキューティクル、メラニン色素を含むタンパク質の集合体であるコルテックス、メディアという3つの層からできています。
この層のいちばん外側にあるキューティクルがめくれてしまうことで、髪の内部にある水分が蒸発したり、タンパク質が流出したりしてしまい、スカスカになってしまいます。
これが「髪の痛み」のメカニズムです。

髪が痛む・チリチリになるのはなぜ?

髪が痛むというのはどういうことかを知ったところで、次は髪が痛む原因は何なのか?
しっかり確認していきましょう。

カラーリング・パーマなどによるダメージ

髪の毛は主にたんぱく質で形成されています。
このたんぱく質が、パーマやカラーリングの薬剤によりダメージを大きく受けてしまいます。
そうなると髪の毛は変形してしまい、傷んだりチリチリ毛になってしまうのです。

学生などは、美容室ではなく自分でカラーリングすることが多いのではないかと思います。
市販のカラーリング剤は特にダメージが強い上に、洗い残してしまう可能性があります。
そういったことが積み重なると、どんなにケアをしても手遅れになってしまいますので気をつけましょう。

加齢

「若い頃より、髪が細くなったな」
「髪質が変わってチリチリしてきた・・・」

など、歳をとると髪の悩みは増えていきます。
というのも、更年期に差し掛かるとホルモンバランスが崩れます。
加えて血行や代謝も悪くなるので、髪に栄養がいかず細くなっていきます。

更に頭皮のたるみも髪に影響を与える原因の一つです。
毛穴の形が変化するため、うねったりクセが出てきてしまったりします。
これが、チリチリしたり、縮んでしまう原因ということです。

ストレス

人間はストレスを感じると、ぎゅっと身体がこわばったりしますよね。

毛穴も同じように、ストレスがあると縮まります。
逆に、そのストレスから開放されると緩まるのです。

縮まったり、緩まったりを繰り返していると、毛の太さが変動するのでクセがでてきたりします。

更に、血行や消化器系も悪くなるので栄養がいきわたらなくなります。
酷いところまでいくと、髪が細くなったり抜け毛が酷くもなったりします。

髪のトラブル解決はもちろんのこと、ストレスは万病の元なので心を休めていきましょう。

遺伝

くせ毛は遺伝もあります。
うねりが強くなる、髪質が固くなってチリチリになるなど、くせ毛というのは人によって全く違いますよね。
歳をとるにつれて、どんどんクセがでてきたというのは、遺伝の可能性も実はあるのです。

先程、加齢による頭皮のたるみによって毛穴が変形し、クセがでてくるとお伝えしましたよね。
毛穴の形が遺伝により受け継がれ、その形により「くせ毛になってきた」、「チリチリしてきた」という悩みがでてくるのです。

この場合、髪がダメージを受けたという訳ではないので、完全にクセやチリチリを直したい、という人は縮毛矯正やストレートパーマをかけるしかありません。
縮毛矯正、ストレートパーマをした後は、しっかりケアしなければならないので、その後はシャンプーやトリートメントなど気を使いましょう!

産後の女性ホルモンの減少

産後は一気に女性ホルモンが減ることで、髪がチリチリ・ゴワゴワするなどの問題が引き起こされます。
女性ホルモンには、髪を潤わせる効果があるため、減少するとそのようなトラブルが起こってしまうのですね。
また、赤ちゃんに授乳することによる栄養の喪失も、髪に栄養が回らなくなります。

しかしながら、この時期のお母さんは大変で、「ケアをする時間がない」もしくは「自分のことは後回し」にしてしまいますよね。
しかし、ケアができないことで、髪のダメージが悪化してしまいます。
自分自身にはあまり気持ちを向けられないとは思いますが、洗い流さないトリートメントをつけるなど、自分の時間を少しでもいいので確保したいですね。

あなたの髪の毛は痛んでいるかセルフチェック!

髪の痛み度をチェック
「なんとなく髪の毛が痛んでいるような気がするけれど、実際にわたしの髪の毛はどんな状態なの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
そんなときは次の5つの方法で、髪の毛が痛んでいるかどうかを簡単にセルフチェックすることができます。
今すぐ試して、自分の髪の毛の状態を知りましょう!

見ためで判断する

キューティクルがはがれてしまった髪の毛はツヤがなくなり、はがれた部分から水分が入りやすくなるため、湿気で髪の毛が広がりやすくなってしまいます。
そのほかにも、指通りが悪くパサパサしていたり、枝毛・切れ毛があったりした場合は、髪の毛が痛んでいる証拠です。
また、髪質が変わってちりちりしてきた!なんて人も要注意です!

指に髪の毛を巻き付けてみる

髪の毛を濡らした状態で、指に巻き付けてみましょう。
健康な髪の毛はすぐに元に戻りますが、痛んでいるとそのままの状態になってしまいます。

髪の毛を引っ張る

髪の毛を一本とり、軽く引っ張ってみましょう。
痛んでいる髪の毛は、簡単に伸びたりちぎれたりしてしまいます。

ドライヤーで髪の毛を乾かすとき、かなり時間がかかる

痛みのある髪の毛は水分の出入りが早く、シャンプーの泡立ちが悪かったり、なかなか髪の毛が乾かなかったりという症状が見られることが多いです。
また、ブローをしても髪の毛にツヤが出ないという場合も、髪の毛が痛んでいることが多いです。

コテやヘアアイロンでアレンジをしても、キープしづらい

健康な髪の毛は、コテで巻き髪をつくったあと、スプレーやワックスでがちがちに固めなくても、天候の良い日であれば半日から1日程度はきれいなカールをキープすることができます。

根本的な解決をしていこう

セルフチェックをみて、いかがでしたか?
もう髪が痛んで取り返しがつかない!といってケアしないのはもったいないです。
悪くなるだけですし、毎日少しずつ気をつけていけば今より良くなるのは確かです!

更に、ケアせずに髪の毛の痛みやチリチリを放っておくと、抜け毛が酷くなったりもします。
綺麗にしたい髪が抜けてしまっては悲しいですよね。

簡単に日々に取り入れていける対策を次で紹介しますので、諦めずに自分の髪を大切にしていきましょう!

髪の毛の痛みを改善するために今日から取り入れたい7つの習慣

髪の痛みを防ぐ方法
髪の痛み、確認できましたでしょうか?
普段何気なくやってしまう、シャンプーやブローのときの癖が、髪の毛に痛みを与えてしまいます。

一度、普段髪の毛をどう扱っているか、その生活習慣を振り返ってみると、改善すべき点が見つかるかもしれません。
また、普段のケアにちょっとしたことをプラスするだけで、より髪の毛の痛みを防いだり、改善されたりといった効果がアップすることを期待できます。
ここからは、今すぐ取り入れたい、髪の毛に関する7つの習慣を紹介します。

1、髪にいいシャンプーを使う!

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シャンプーを選ぶ際にポイントは2つです!
ポイントをそれぞれ、詳しく説明していきます。

1,避ける成分をみる!

刺激の強い成分が入っていて、知らず知らずのうちにダメージを与えているかもしれません!
成分表をみて、「ラウリル硫酸Na」・「ラウレス硫酸Na」という合成界面活性剤が入っているものは避けましょう。
これらは、強い洗浄力であったり、泡立ちが良くなったりという性質を持っていますが、刺激が強いが故に頭皮に痒みがでたり乾燥しやすくなったりします。
特に、乾燥肌・敏感肌の人は注意しおたほうがいいでしょう。
シャンプーを使って、かゆみ等がでる人はこの成分によるものかもしれませんね。

2,ノンシリコンシャンプーを使う

「ノンシリコンシャンプー」がいいと世間で話題になりましたね。
市販で「ダメージケアができる!サラサラになる!」と謳っているものは、シリコンのコーティング剤を使用しているものがほとんどです。
もちろん、意味がないという訳ではないのですが、髪をコーティングしているだけなので解決ができません。
髪のチリチリ、痛みを改善するには根本的なところから改善しなくてはいけないのです。

では、皆さんはシリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーは何が違うのか知っていますか?
実際に知ると、ノンシリコンシャンプーが何故いいのか分かりますよ!

シリコン ノンシリコン
メリット ・指通りがよい
・艶がでる
・値段が安い
・髪の負担が少ない
・頭皮にも優しい
・安全性が高く、敏感肌の人でも使える
デメリット ・肌や髪に付着しやすい
・シリコンが毛穴に詰まると、痒みや抜け毛の原因になる
・強力なコーティングでトリートメントが浸透しにくい
・価格がシリコンシャンプーに比べて高い
・髪の毛が少しきしむ

こう見ると「ノンシリコンシャンプーはきしむから嫌だ!」と、その点に目がいってしまうかもしれませんね。
ノンシリコンシャンプーは髪をコーティングするシリコンが入っていないので、指通りが悪かったりするのは確かにあります。
でもこれは、しっかりとトリートメントの成分を浸透させるためには大事なことなのです。

デメリットにも記載しましたが、シリコンが入っているものはどんなに質のいいトリートメントを使っても効果が薄れてしまう可能性があります。
更に、シリコンのコーティングが強いため、頭皮までもコーティングしてしまいます。
そうなると、シリコンが毛穴に詰まるので、髪の艶どころか頭皮のかゆみ等のトラブルがでてきます。

そもそも、シャンプーは髪の汚れを落とす目的で使用しますよね。
負担なく汚れのみを取り除いて、後のケアが無駄にならないようアシストしてくれる点から、ノンシリコンシャンプーがよいといわれているのです。

髪の痛み・チリチリに悩んでいる人は、日頃からトリートメントすることを意識しているかと思います。
その努力を無駄にしないようにしたいですよね。

2、シャンプーはしっかりと洗い流す

良い成分が入ったシャンプーでも、髪の毛や頭皮に残ってしまうと痛みの原因になってしまいます。
すすぎ残しがないよう、しっかりと洗い流しましょう。
また、頭皮に残った汗もダメージの原因のひとつです。
シャンプーは一日一回必ずするようにし、その日の汚れを翌日に持ち越さないようにしましょう。

3、ドライヤーは短時間ですませる

ドライヤーの高温の熱風は、髪の毛や頭皮にダメージを与えてしまいます。
ドライヤーと髪の毛の距離は15センチメートル以上離し、根元から毛先にかけて素早く乾かすようにあてましょう。
しっかりとタオルドライができていれば、ロングヘアでも10分程度で乾かすことができます。
乾かしたあと、ドライヤーの冷風を当てることも効果的。
髪の毛がきゅっと引き締まり、ツヤのある状態にすることができます。

4、髪の毛を濡れたままで放置しない

ドライヤーをせずに自然乾燥をするという行為も、髪の毛が痛む原因です。
濡れたまま寝てしまうことで、髪の毛がこすれ、キューティクルがはがれ落ちてしまいます。
また、髪の毛や枕に細菌がついてしまい、頭皮のかゆみや臭いの原因になってしまうこともあります。
清潔な髪の毛を保つためにも、髪の毛を洗ったあとはドライヤーでしっかりと乾かしましょう。

また、タオルドライは髪の毛を包み、軽くたたくように水分をとっていきます。
だいたいの水分をとったあと、頭皮や生え際を指の腹を使って揉み込むように、しっかりと水分をとりましょう。
タオルドライもシャンプーと同様、強くこすらないように気をつけてください。

5、髪の毛にもUV対策をする

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意外と見逃しがちですが、髪の毛も肌と同じく、紫外線対策が重要です。

紫外線が髪の毛に吸収されてしまうことで、髪の毛を構成しているアミノ酸が酸化し、ケラチンタンパクがダメージを受けます。
そうしてキューティクルもはがれてしまい、髪の毛が水分を失って乾燥してしまうことにつながるのです。
学生のころ、水泳部やテニスなど外で活動する運動部の部員が、染めていないのに茶髪だったという子が多くいませんでしたか?
これは、長時間髪の毛が紫外線に当たっていたことで、髪の毛が退色してしまっていたからです。

髪の毛の水分が不足し、枝毛や切れ毛になるほか、紫外線は髪の毛のメラニン色素も分解してしまいます。
こうしたことで髪の毛が退色してしまい、ヘアカラーのもちも悪くなってしまいます。
帽子や日傘を使って紫外線を避けたり、外出する前にUVカット効果のあるヘアスプレーをしたりしましょう。
紫外線が強く髪の毛が痛みやすい季節は、UVカット効果のあるシャンプーやトリートメントを使用するのもおすすめです。

6、ヘアアイロンやコテは、なるべく日にちを空けて使う

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ヘアアレンジに欠かせない、ヘアアイロンやコテ。
「毎日欠かさず使っている」という人は要注意!
高温で髪の毛を温めるヘアアイロンやコテは、髪の毛に大きなダメージを与え、痛みの原因になってしまいます。

ヘアアイロンやコテはなるべく毎日使わず、日にちを空けて使用するようにしましょう。
ヘアアイロンを髪の毛に当てる前は巻き髪用スプレーを髪の毛になじませ、髪の毛を守るようにします。

また、「スタイリングに欠かせないから、ヘアアイロンを毎日使えないと困る!」という方は、パーマをかけてしまうのも手。
パーマも髪の毛の痛みにつながりますが、毎日ヘアアイロンを使うよりも痛みを抑えることができます。

7、トリートメントは毎日欠かさない

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髪の毛の痛みを修復するには、髪の毛にしっかりと栄養素を与えてあげることが大切です。
コンディショナーには髪の毛を修復する成分が入っていないため、痛みが気になる場合はトリートメントを使うほうが効果的。

根元にたっぷりとつけてしまうと頭皮に残り、フケやかゆみの原因になってしまうほか、髪の毛がぺたんとなってしまうこともありますので、毛先だけにつけるようにしましょう。
髪の毛の中間から毛先にかけてつけ、5分〜10分ほど放置しましょう。
ヘアキャップやホットタオルをかぶせておくと、髪の毛への浸透力もアップします。

ドライヤーの前後や眠る前に、アウトバス用の洗い流さないトリートメントをつけるのもおすすめ。
ブロー後の髪の毛が、まるで美容院帰りのようにさらさらになることが期待できます。
また、眠る前にしっかりとケアをしておくことで、朝寝癖がつきづらく直しやすい状態になったり、ドライヤー前にトリートメントをつけることで、熱から髪を守ってくれたりという効果もあります。

時間やお金に余裕のあるときは、美容院でトリートメントをしてもらい、スペシャルケアを行うのも効果的!
美容院によってはただ栄養を与えるだけでなく、「髪の毛をきれいな状態に戻す」ためのトリートメントメニューを用意している店舗も。
たまにはプロの手を借りるのも良いかもしれません。

まとめ

サラサラ・つるつるの髪の毛を保てると、毎日のヘアアレンジも楽しくなり、なんだか気分までウキウキしてくるような気持ちになりませんか?
お手入れされた痛みのない髪の毛は、頭の形をよく見せ、心なしか輪郭もすっきりとして見えるような気がします。
乾燥なしの潤った肌が若々しく見せるように、ツヤのある髪の毛もそれだけで魅力的に見えるもの。
毎日のちょっとしたケアを大切に行って、今よりもっとキレイな髪をめざしましょう!

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