防災で備えるものは水?赤ちゃんがいる場合は?リストを作ると良い?


地震や豪雨、台風などの自然災害はいつ起こるか分からないものです。
そんな自然災害の脅威には、事前の備えが何よりも大切となってきますよね。
いつか起こるかもしれない、そんな災害に対しての備えについてご紹介していきます!

目次

  1. 防災は備えが大切!
  2. 防災で備えるものは水以外にもたくさんある!
  3. 赤ちゃんがいる場合に備えたいものは?
  4. 防災の備えにはリストを作ろう!
  5. 日頃からの心がけと災害発生時の注意事項
  6. まとめ

防災は備えが大切!

いつどんな事が起こるか分からないのが、災害というものです。
特に地震は現在の科学技術を持ってしても予測するのは非常に難しく、緊急地震速報が鳴ったとしてもそれは地震発生の数秒前である事がほとんどですよね。
そんな、突然襲ってくる災害。
こうした災害から身を守るには、日頃からの備えが非常に重要となってきます。
いつ発生するか分からないからこそ、いつ起こっても身が守れる様に日々の備えが必要なんですね。

そうは言っても、実際「備え」ってどんな事をしたら良いのか分からないという人も多いと思います。
一般的には非常持ち出し袋の準備が「備え」として有名ですが、実はそれ以外にも大切なポイントがあるんですよ。

実際のどんなものを揃えればいい?

では、実際にどんな備えをしたら良いのか見てみましょう。

非常持ち出し袋の準備

災害発生時に、「とりあえずこれだけは!」という持ち物を詰め込んだ非常持ち出し袋の準備は必須です。
これには、とにかく命を守るために必要なものだけを詰めていきます。

  • ヘルメット
  • 懐中電灯
  • ライター
  • 救急セット
  • 軍手
  • 携帯ラジオ
  • 食品

上記のものは、最低限でも準備しておきたいものとなります。
これに加えて必要だと思うものはバッグに詰めて、万が一の時にすぐに持ち出せる場所に常備しておきましょう。
大きすぎる荷物になってしまうと避難が大変になってしまうので、なるべく必要最小限の荷物にすると良いですよ。

家具の置き方

家やオフィスなどにおける家具の置き方も、災害時には生死を分ける事もあるとされているんですよ。
一番良いのは、家具をあまり置かない事です。
そして大きな家具は壁などに固定して、動かない様にしておきましょう。
また窓にはガラス飛散防止フィルムを張っておくと、割れにくくなるので便利です。

周辺施設や避難場所の確認

自分の住んでいる地域や勤め先周辺の事は、予めしっかりとリサーチしておきましょう。
頑丈な建物の他に広い公園、そして避難場所となる学校などの施設も知っておかなければなりません。
これらは各地域毎に「ハザードマップ」としてまとめられているはずなので、チェックしておきましょう。
そして実際にその場所を歩いて、事前に頭に入れておくと良いですね。

もしもの時の避難訓練やシミュレーション

災害には、様々な事態が想定されます。
中には、到底想定できない様な事態が起こる事だってあるんです。
そんな万が一の事態に備えるためには、避難訓練への参加が大変有効なんですよ。
実際に災害が起こってしまうと、パニックとなって安全な行動を取れなくなってしまう人も多くいます。
そのため事前に避難訓練などで、ある程度の行動を体に覚えさせておくと良いのです。
近くで避難訓練などがない場合には、頭の中でシミュレーションしておくだけでも全然違いますよ。

家族との連絡方法

災害発生時には、電話が繋がりにくくなる事が予想されます。
そんな場合に備えて、大切な家族との連絡方法は予めしっかりと話し合って決めておくと良いですよ。
災害掲示板を使ったり、SNSなどを使っても良いかもしれません。
これが決まっていれば、早めに安否確認ができて万が一の際にも安心できる可能性が高くなるのです。

防災で備えるものは水以外にもたくさんある!

日頃からの備えは、水や食品も必要不可欠です。
これらは非常持ち出し袋とは別に、常に準備しておくべきなんですよ。
万が一家から出られなくなってしまったとしても、家族全員が3日~1週間は生きられる備蓄があると安心です。
そんな備えておくべき備蓄品も、見ていきましょう。

水・食品

まずは生きる上で欠かせない、水や食料品です。
水は、一日に一人当たり3リットルを備蓄しておくと安心です。
また食料品については、お湯やコンロが使えない状況も想定してすぐに食べられるものを揃えておくと良いですよ。

  • 乾パンなどの防災食品
  • そのまま食べられるチーズなど
  • お菓子類
  • 缶詰
  • レトルト食品
  • 野菜ジュース
  • 栄養補助食品

こうしたものを揃えておくと、万が一の際に大変便利です。
また最近では水を入れるだけで食べられる防災食品も多くあるので、そうした商品を利用するのも良いですね。
ただし、水を含めてほとんどの食品には消費期限があります。
万が一のための備えであるこれらは、気付いた時には消費期限が切れていたなんて事も多いものですよね。
そのため、消費期限は数ヶ月に一回チェックしていくと良いですよ。

またこうした食材を、「日常備蓄」と言って日々消費しながら備蓄していくのもおすすめです。
日常備蓄は、毎日消費する食材同様に災害備蓄も買い溜めしておく方法です。
いつもより多めの備蓄をして食材を日々ローテーションしていく事で、消費期限が切れるのを防いでいく事ができるのです。
また、より新鮮な食材を備蓄できるので大変おすすめな方法なんですよ。

日用品

水や食品以外にも、日用品で欠かせないものが多くあります。

  • 生活用水
  • ティッシュペーパー
  • トイレットペーパー
  • ウェットティッシュ
  • 常備薬
  • 救急セット
  • 簡易トイレ
  • 生理用品
  • 懐中電灯
  • 乾電池
  • 軍手
  • スマホなどの予備バッテリーや充電器
  • ライター
  • カイロ
  • 毛布
  • ラジオ
  • カセットコンロ
  • カセットボンベ
  • ゴミ袋
  • ろうそく

水は、飲み水以外にも生活用水として必要となってきます。
飲み水とは別に、これもしっかりと備蓄しておきましょう。
こうした日用品も、災害用として備蓄するか日常備蓄で日頃から備えておくと安心なのです。

赤ちゃんがいる場合に備えたいものは?

幼い子供や赤ちゃんがいる家庭では、前項の備蓄品とは別に備えておきたいものが多くあります。

  • おむつ
  • お尻拭き
  • 粉ミルク
  • ミルク用の水
  • 哺乳瓶
  • 離乳食
  • おもちゃ
  • ガーゼ
  • ティッシュペーパー
  • ウェットティッシュ

子供がいると、なかなか思う様に避難が出来ないケースも想定されます。
そのためこうした赤ちゃん用のグッズと、避難用の抱っこ紐やスリングなどを用意しておくと安心ですね。
またおむつなどは多めに備蓄しておく必要がありますが、乳幼児の場合はサイズがどんどん変わるので注意して備蓄しておきましょう。

防災の備えにはリストを作ろう!

様々なものが必要となる、災害時。
これらは、実際に災害発生時になってから集めていては到底遅いと言えます。
そのため、防災の備えにはリストを予め作って保管しておくと便利です。
リストにしていつでも確認できる状態にしておけば、備蓄が足りなくなってきた時のチェックも楽になりますよね。
またリストとは別に、災害時の緊急避難場所や連絡先もメモしておくと便利ですよ。

いざと言う時、こうしてメモやリストを作っておくとパニックになりやすい状況でも大変役に立ちます。
いつもなら忘れるはずのない事も、パニック状態においては思い出せないという事も多いですからね。
また実際に災害が起こった時に気を付けたい事なども、メモしていつも目に入る場所に張っておくのがおすすめです。
自分や家族の安全を守るために、こうした備えも必要なんですね。

日頃からの心がけと災害発生時の注意事項

様々な災害が想定される、現代。
特に大地震などは発生する確率が非常に高いとされているため、注目度も高くなっていますよね。
しかし災害は、大抵忘れた頃にやってくるものです。
そんな災害で身を守るためには、日頃からの心がけと備えが欠かせません。
そんな日頃から出来る備えを、ご紹介していきましょう。

いつでも避難できる準備をしておく

寝ている間に起こっても不思議ではないのが、災害です。
そんな災害に対する一番の備えは、「いつでもすぐに避難できる様にしておく事」なんですよ。
ヘルメットは生活スペースですぐ手の届く所に置いて置き、出来れば常にスリッパを着用しておくと良いですね。
就寝時も、ヘルメットやスリッパ、懐中電灯などは枕元に置いておくと、とても安心です。

大切なものは、万が一の時も安心な保管方法を!

通帳や印鑑、写真などの大切なものは、万が一の事が起こった場合にも安心できる保管方法を探しておきましょう。
非常用持ち出し袋に入れておくも良し、水害などに備えてジップロックなどに入れておくのも有効ですね。
特に写真は、一度なくなってしまえば取り返しがつかなくなってしまいます。
出来ればデータ化してUSBメモリなどにまとめてバックアップし、非常用持ち出し袋に入れておくと安心かもしれませんね。

災害発生時の注意事項

実際に災害が起こった時には、注意したい事がいくつかあります。
その中でも、特に気を付けたい項目をご紹介しておきます。

  • エレベーターは使用しない
  • ガスに引火する可能性があるので密閉された場所で火を使わない
  • すぐにブレーカーを上げない
  • 電気のスイッチも、むやみに操作しない
  • 車での移動は避ける
  • 救出活動は、一人で行わない
  • 室内でも、裸足では移動しない
  • ガスは元栓を閉めておく
  • ドアや窓を開けて出口を確保する
  • 揺れが収まってから行動する

災害発生時は、頭では分かっていてもなかなか行動には移せない事が多くあります。
しかし身を守るために、上記には特に注意していかなければならないのです。
こうした注意事項も含めて、事前にシミュレーションしておくと良さそうですね。

まとめ

いつ起こってもおかしくない、災害。
そんな災害で自分や大切な人の命を守るためには、事前の備えと知識が欠かせません。
「なんとかなる」とは思わずに、出来る事から日々備えておく事が非常に重要となってくるのです。
誰の身にも起こり得るこうした災害ですから、是非この機会に備えをチェックしてみてはいかがでしょうか?

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