布団に入って手足を伸ばしたその瞬間…足の裏が「痛っ!」
足裏のささくれって、なんともいえない衝撃的な痛みですよね…
体を動かすたび、足の裏の皮が一部シーツに引っかかって、チクッと。
足の指やかかとにできるささくれの原因は、一体なんなのでしょうか。
この記事では、良く分からないけど地味に痛い、足の裏のささくれについて取り上げています。
ささくれができる原因や、おすすめのクリームやアイテム、ケア方法についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
足の裏のささくれはなぜできる?
見た目としては、大したことのないように見える足の裏のささくれ…
布団のシーツや毛布、カーペットなどに引っかかると「ギャッ」と声が出るほど痛いんですよね。
素足で歩くとチクチクして気にもなります。
そもそも、どうして足の裏にささくれができるのでしょうか。
乾燥
ささくれの大きな原因としてあげられるのは乾燥です。
手のささくれのことを考えてみてください。
水仕事で荒れてしまったり、ハンドクリームでのケアを怠ったりするとできることがありますよね。
同じように、足の皮膚も潤いを失うとささくれができてしまうことがあります。
ただでさえ空気が乾燥している冬は、ホットカーペットや床暖房、こたつなどで足の裏の水分が失われやすく、乾燥した肌は外部からの刺激にとても弱いため、ささくれができてしまうのです。
しかし、夏であってもささくれができることがありますよね。
夏のささくれには、意外な危険が潜んでいるため要注意です。
栄養の偏りや不足
仕事が忙しくて最近食事が適当になりがち…こんな日々が続くと、ささくれができやすいことがあります。
原因は、栄養が偏っていたり不足していることです。
忙しいときや疲れているときこそ食事のバランスに気を付けたいものですが、めんどくさくなると栄養に気を配れず、目についたものを適当にお腹に入れてしまうことがありますよね。
菓子パンやお菓子、おにぎりなど炭水化物が多くなりがちになっていませんか。
体は敏感に反応するもので、栄養が不足すると皮膚が乾燥しやすかったり、ハリが失われてしまいます。
乾燥すると外部の刺激に弱くなり、ささくれができる原因になるのです。
皮膚のうるおいを維持するビタミンA、新陳代謝を活発にするビタミンB、血行促進に効果的なビタミンE、皮膚を刺激から守るセラミド、酵素を働かせる亜鉛を含む食品をしっかりとって身体の内側から乾燥を防ぎましょう。
次に、必要な栄養素を含む食品をご紹介します。
ビタミンAを多く含む食品
皮膚のうるおいを維持するビタミンAを多く含む食品は、レバー、うなぎ、さば、いわし、海苔、ワカメ、卵などです。
レバーやうなぎは毎日取りにくい食材ですが、外食でとりやすい食材でもあります。
作るのがめんどくさいときには美味しいうなぎを食べに行ったり、居酒屋でレバーを含む料理を注文してみるのはいかがでしょうか。
ビタミンBを多く含む食品
新陳代謝を活発にするビタミンBを含む食品は、豚肉、レバー、納豆、大豆などです。
コンビニで食べるものを調達するときには、納豆巻きや豆乳を選ぶのはいかがでしょうか。
ビタミンEを多く含む食品
血行促進に効果的なビタミンEを含む食品は、ごま、アーモンド、アボカド、大豆などです。
コンビニなどで少量パックになって売られているアーモンドをデスクの引き出しや、家のおやつ箱にストックしておきましょう。
疲れたときのおやつにつまむのがおすすめです。
セラミドを多く含む食品
皮膚を刺激から守るセラミドを含む食品は、ひじき、ワカメ、大豆、こんにゃくなどです。
惣菜を買う時におすすめなのが、海藻や豆が入っているサラダを選ぶことです。
たくさん摂取しにくい海藻類ですが、サラダやお味噌汁などから少しでも取り入れましょう。
亜鉛を多く含む食品
亜鉛を含む食品は、牡蠣、卵、牛肉などです。
細胞分裂の際に必要不可欠な亜鉛は、皮膚のためだけでなく体に大切な栄養素です。
バランスよく摂取していきましょう。
冷え・ 睡眠不足
他にささくれの原因となるのは、睡眠不足や体を冷やすことです。
血行やリンパの流れを悪くし、代謝にも悪影響を及ぼします。
代謝が悪いと新しい皮膚が作られなかったり、乾燥した皮膚を修復する力が遅れたりして、ささくれができてしまうことがあります。
夏の足裏ささくれが危険な理由とは
乾燥がささくれの大敵なのは分かりましたが、夏に足の裏にささくれができるときには、どんな理由があるのでしょうか。
夏でも冷房や除湿によって、部屋の中は意外と乾燥していることがあります。
また、冷房の当たり方によって手足が冷えていることもあります。
夏場でも家やオフィスなど、室内では乾燥や冷えに注意が必要です。
しかし、それだけではなく夏の足裏のささくれには、意外な危険が潜んでいる可能性があります。
夏の足裏ささくれにご用心
例えば、次のような症状…
- 指の裏の付け根あたりが乾燥して、皮がむけている
- かかとがカサカサして、粉をふいたような状態になっている
水虫といえばジュクジュクしていてかゆみを伴うのでは、と思われるかもしれません。
しかし、そうとは限らないようです。
特にかゆみもなく、ただのかかとの乾燥だと思っていたら実は水虫だったというケースが夏にはあるようです。
気になる場合は早めに皮膚科を受診しましょう。
おすすめの足裏ケアアイテム3選
さて、足の裏のささくれの原因には色々ありましたが、乾燥が大敵だということが分かりましたね。
そんなときに頼れる、足裏ケアアイテムを3つご紹介します!
トプラン かかと用クリーム
(引用:
https://www.soukai.com/P8204854/p.html)
「トプラン かかと用クリーム」は、尿素配合でガサガサの足裏に塗るだけで、柔らかくすべすべにしてくれる薬用クリームです。
柿渋エキス、クマ笹エキス、カワラヨモギエキス(整肌成分)で乾燥した足裏をキレイに整えてくれます。
硬くなったかかとの厚い角質層にもしっかり届く、おすすめのクリームですよ。
ラッシュ スウィートフィート
(引用:
https://jn.lush.com/products/feet/sweet-feetsofty)
足裏の乾燥ケアには、ラッシュのフットローション「スィートフィート」もおすすめです。
アーモンド、カプアスバター、オーガニックカカオバターなどが含まれた贅沢なローションで、足裏をマッサージすると翌朝しっとりを実感できます。
また、使っていて癒される甘い香りは女子にはたまりません。
ユースキン ヒールガード
(引用:
http://www.yuskin.co.jp/yuskin_a/product/)
寝ている間のかかと集中ケア用品といえば、「ユースキンのヒールガード」もおすすめです。
ひびやあかぎれの修復に加え、うるおい成分配合のため、寝ている間にかかとをすべすべにしてくれます。
もちろん、かかとだけでなく、ささくれができやすい親指などのケアにもオッケーです。
リーズナブルな価格なので、毎日のケアにも嬉しい点がポイントです。
足裏ささくれのケア方法とは
これらのフットケア用品ですが、いつ使用するのが良いのでしょうか。
おすすめは、ズバリ!入浴後の集中ケアです。
入浴後の集中ケア
入浴時にはできればお湯につかって血行を促進させ、代謝を促しましょう。
お湯につかると水分をしっとりと含んで、足裏の皮も柔らかくなります。
肌が柔らかくなった入浴後に、保湿クリームなどでケアすると、角質の奥まで浸透しやすくなりますのでおすすめです。
適量を手に取り、マッサージをしながら優しく塗り込みましょう。
マッサージをすると足の先の血行促進や、体温を上げるのにも効果的です。
ただし、足裏がベタベタするのが気になる場合は、就寝直前にケアしても良いでしょう。
就寝時のお供に靴下を
(引用:
https://item.rakuten.co.jp/otbj/al-613503/)
足に保湿クリームを塗ったら、就寝時にはフットケア用の靴下をはいて眠るのもおすすめです。
ハンドケアでも、シルクの手袋をして眠るケアをされている人がいますよね。
それと同じように、寝ている間の摩擦による肌への刺激を防いでくれます。
写真は眠る前に履くだけでケアできる「眠れる森のプルジェルソックス」という商品ですが、市販されている就寝時の足ケア用靴下はたくさんあります。
シルク生地のタイプや、ふわっとした肌触りのものなど様々な種類がありますので、ぜひご自分のお好みで選んでみてくださいね。
靴下をはいて眠るのに窮屈さを感じる人には、つま先が出ているタイプのものもあります。
保湿クリームとあわせて靴下を使うと、さらに効果的なのでおすすめです。
朝の保湿ケア
朝のお出かけの前に、保湿クリームでケアするのも乾燥を防ぐ方法としておすすめです。
しかし、夏は靴の中で汗をかきやすかったり、また冬でもブーツの中は蒸れやすいため、様子をみながら試してみてください。
靴の中の湿度が高くなりすぎると、皮膚のトラブルになりかねません。
乾燥が気になる場合は、かかとのみにクリームを塗るのも良いでしょう。
まとめ
足裏のささくれって末端まで潤いが届いていないような気がして、なんとも悲しい気持ちになりますよね。
年齢によるものなのかな…との思いも頭をよぎりますが、ぜひあきらめないであらがいましょう!
足裏のささくれ対策まとめ
- できてしまったささくれには「クリーム等で即対処!」
- ささくれ予防には「乾燥と生活習慣にご注意を!」
- ささくれを悪化させないために「就寝時には靴下を!」
すべすべ足裏への道は、毎日の保湿ケアが大切です。
丁寧にマッサージする時間がなくても、保湿クリームをパッと塗って眠るだけでも翌朝違いを感じられますよ。
ぜひ試してみてくださいね!