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7月になりました。
夏が来たら、同時に現れるのが、蚊ですよね。
先日、夜寝ている時に刺されて、あまりの痒さに起きてしまいました。
一度かゆい!と思うと、もう気になって気になって仕方ありませんよね?
しかも、かゆみが収まったかと思ったら、再発したりする。
かきすぎたら肌もボロボロになっちゃうし、もう、どうしたら良いの!!というあなたに、今日は、蚊のかゆみの原因と、蚊に刺された時の対処法をご紹介したいと思います。
蚊のかゆみの原因とは?
蚊は皮膚にとまって血を吸う時、対象動物の皮膚に唾液を注入します。この唾液には、刺された人や動物が痛みを感じないようにする麻酔作用や、血を固まりにくくする作用などを持つ成分など、様々なものが含まれています。
この唾液が体内に入ると、蚊に刺された人や動物の皮膚にはアレルギー反応が起こります。つまり、蚊に刺された時に発生するかゆみや腫れの正体は、蚊の唾液によって起こるアレルギー性の皮膚炎なのです。
(引用元:http://www.skincare-univ.com/article/006119/)
あのかゆみはアレルギーだったのですね…。
かゆくても掻いてはダメ!!
蚊は血を吸いやすくするために唾液を注入おり、それがかゆみのもととなっています。
だから、痒くなったからといって、かいてしまうと、唾液が周囲にも広がっていってしまい、かゆい部分も増え、炎症をおこす範囲も広がってしまいます。
かゆいからとかいてしまう前に、対処をするようにしましょう。
蚊に刺されたかゆみはお湯で止まる?
最近蚊が増えてよく噛まれるけど、Twitterで知った「蚊の毒は、50度で壊れる」のおかげでめっちゃ助かってる。ポットのお湯を紙コップに入れて、ちょっと水で温度下げて刺された所にチョイチョイと掛る。熱っ!てなるけど、面白いほどピタッと痒み止まる。オススメです
— 嘘じゃない話 (@hontounohanashi) 2015, 6月 2
先日、Twitterで上記のようなツイートが話題となりました。
これを聞いたので、管理人も昨夜、虫さされのかゆみに起こされた時にやってみました。
眠い目をこすりながら、お湯を沸かして、コットンに浸して、熱さに耐えながら…結果、一瞬は確かに収まりました。
いや、なんせ熱いですからね。熱さがかゆさに勝った感じです。
しかし、お湯が乾いたらまたかゆい。
これならかゆいところにバッテンしてムヒクールを塗るほうがはるかに効く気がしました。
眠い中やったのになんてこと!と思いながら調べてみると、お湯でかゆみをとめるのは難しいという説が出てました。
蚊に刺された時に感じるカユミは、蚊の持っているヒスタミンと言うものの成分のせいの様です。ヒスタミンは血管を広げる効果があります。また、この成分によって発生するアレルギーがカユミとなっているようです。
しかし、ヒスタミンは熱で分解されにくいため、加熱処理により菌は死滅したとしても、一度産生、蓄積されたヒスタミンを取り除くことは困難である。
つまり、ヒスタミンを消滅させる為に熱湯を使うのは、あめり意味がないと言うことです。熱湯でカユミを感じなくなるのは、別の刺激で麻痺しているからかもしれませんね。
(引用元:http://www.chottonews.com/?p=11711)
アレルギー物質が入ってしまたら、もう何したって遅いらしいです。
熱いから目が覚めてしまったのに、かゆみは消えない…。
しかも、お湯をかけると別のかゆさが出てくるから、要注意です。
蚊に刺されたかゆみへの対策と対処方法
民間療法はみんな嘘?
☆夏場大活躍の裏技☆ 虫さされのかゆみを消す裏技! 蚊に刺されたところに ドライヤーで温風を当てると 熱で蚊の毒が死ぬので かゆみが無くなる!
— ☆この世の裏技bot☆ (@superurawaza) 2015, 6月 15
ということは、上記の裏技も同じだということで…。
民間療法の1つくらいに思っておくのが良いのかもしれません。
他にもSNS上では、下記のようなかゆみの止め方が良いと言われています。
【蚊に刺された時のかゆみを抑える方法一覧】 ・石鹸の泡を塗り水で流す(刺されて5分以内) ・セロハンテープや絆創膏を貼る(蚊の唾液が酸素から遮断され反応がおさまる) ・塩や酢を塗る ・ストローで強く吸う ・蒸しタオルで温める #有益なことをつぶやこう 【hassotoilet】
— 面白つぶやき(^^♪ (@areaw4taw43) 2015, 6月 27
丹羽久の回し者ではありませんが・・・ 夏場の重曹の使い方を・・・ その1 蚊に刺されたら重曹 刺されて膨れたところへいっぱい塗りこみます。 あっという間?にかゆみもとれて腫れもひきます。 専用の薬よりよっぽどいいです(たぶん) pic.twitter.com/wyxlBxBv6q
— だいすけ (@jiji_daisuke) 2015, 6月 15
蚊の季節。最近まで知らなかったのだが、蚊に刺されたらかいてはダメで、刺された患部に『お酢』をつけるとかゆみ止めと殺菌作用があるらしい。蚊に刺された人は試してみて下さい。
— ! ? (@Takaoyohey) 2015, 6月 15
上記はすべて、蚊の「毒」を抽出したり、中和したりする説だったりするようですが、上記でもご説明したように、蚊に刺された時点で毒は体内に入ってしまっており、更にもうアレルギー反応が出ているから、遅いのだとか。
蚊の唾液というのは何マイクロリットル。わずかすぎて皮膚の中に入ってしまうと出せないですね。
たとえばハチの毒をとりだすポイズンリムーバー(注射器みたいな毒を吸い出す器具)を使っても蚊だととりのぞけないんですよね。皮膚を切除しないといけないと思います。
(引用元:http://portal.nifty.com/kiji/130701161035_2.htm)
確かに、蚊の針自体がチクっともしないくらい細いものですし、そんな簡単に取り除けるようなものだと思わないほうが良さそうです。
しかし、塩や石鹸などは、効くという説も多くあるようなので、一度試してみるのもいいかもしれません。
冷やすのがいい!
民間療法の中でも「冷やす」のが良いという意見が特に多く見られました。
冷やすとかゆみはやわらぎます。
冷たいという感覚がかゆみ神経の活動を抑えるからです。
冷たいおしぼりやアイスノンをやわらかい布に包んで患部にあてる、冷房を強くする、冬なら暖房を切るなどの工夫も必要です。
(引用元:http://karadanote.jp/218)
脳が「冷たい」という感覚の方を「かゆい」という感覚より優先させるので、かゆみが収まったような気がするようです。
「熱い」の原理とあまり変わらなさそうですが、冷やすことで、蚊の腫れに対しての炎症反応が抑えられるのだとか。
捻挫などで腫れた時にも冷やすから、それと同じ感じでしょうか?
薬はちゃんと塗りましょう
色々見てきましたが、やはり薬があるのであれば、薬を塗っておくのが一番よい方法と言えそうです。
・ステロイド剤が配合されているもの(炎症を抑えるもの)
・抗ヒスタミン剤主体のもの(かゆみを抑えるもの)
蚊の即時型アレルギーのみが出る場合は、抗ヒスタミン剤主体のものが適しています。蚊に刺された直後のかゆみを抑えれば、その後かゆみは再発しないので、かゆみを短時間抑えるだけで問題ないからです。
(引用元:http://www.skincare-univ.com/article/006119/)
その場限りでかゆいが終わってしまうタイプの人は、抗ヒスタミン剤が入っているものをつければ大丈夫ですが、次の日にまたかゆみがぶり返してきたり、刺されてすぐに痒くなったりしないタイプの人は、ステロイドが配合されている薬も塗っておくのをおすすめします。
まとめ
沢山の民間療法がありますので、ひと通り試してみて、自分に合ったものを見つけておくと、薬がないときも少ししのげるかもしれません。
また、蚊は血を吸い終わった後は自分の唾液も回収していくようなので、蚊に刺されている瞬間を発見した人は、騒がずにそっとしておくほうが、後々かゆくならないかもしれませんね。
万一薬を塗っても、長期間痒みや腫れが引かないようであれば、早めに病院に行くようにしましょう。