結婚したら仕事辞めたい!両立せず仕事を辞めるタイミング女性編


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大事にしているパートナーから、プロポーズを受けた方。
また、今のパートナーと結婚したいと考えている方。
「今の仕事、どうしようかな」と悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。

結婚を機に、今の仕事を辞めるという方もいますが、両立している方ももちろんいますよね。
あなたならどうしますか?

子どもができたら、引越しをしてから、など、仕事を辞めるタイミングは人によって様々です。
将来設計の一つとして、今の内から考えておくのは決して悪いことではありません。
あなた自身の意見を、しっかりともっておくことが重要です。

今回は、そんな中でも、結婚してから仕事を辞めようと思っている人のが仕事を辞めるタイミングはいつなのかについて、ご紹介したいと思います。

目次

  1. 結婚と仕事は両立が難しい?
  2. 結婚をきっかけに仕事を辞めるメリット・デメリット
  3. 結婚を機に仕事を辞める3つのタイミング例
  4. 結婚して仕事を辞めるかどうかはしっかり話し合うべき!

結婚と仕事は両立が難しい?

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結婚を機に仕事を辞めることを、よく、「寿退社」と言いますよね。
幸せな生活を送るために、仕事を辞めて家庭に入るというイメージが強くある言葉です。
このような言葉が生まれた背景には、実際に結婚をきっかけに仕事を辞める女性が多かったことがあります。
「男性は働き、女性は家庭を守る」
かつての日本の時代背景を映し出した言葉です。

しかし、現在では結婚と仕事の関係性も変わりつつあります。
家庭のこともしっかりやって、仕事にも熱心な方が多くいます。
「かなり負担のかかる生活をしているんじゃないか?」
という声もよく聞きますよね。

では、実際に仕事と結婚の両立は難しいのでしょうか?
寿退社を選ばずに仕事を両立している方の理由を、いくつか紹介していきます。

仕事が好きだから

まず単純に、やっている仕事が好きでずっと続けていたいという理由があります。
女性の社会進出が増えたことにより、昨今では管理職になる女性も増えてきました。

昔に比べて女性が認められやすくなったことで、仕事を続けたい!と思う女性も多くなったことも、ひとつの要因でしょう。
好きな事を続ける、という原動力もあって仕事と家庭との両立をがんばれるという方もいます。

世帯収入を優先しているから

夫婦共に働いている家庭では、収入源が2つになります。
夫だけが働く家庭では、収入源が1つになってしまうため、リスクがありますよね。
景気が良かった時代は、男性だけが働いていても十分に暮らせるだけの収入がありました。
ですが、不景気の現代社会では、なかなか給料が上がらないところも多く、1人の収入だけでは将来のことを考えたときに暮らしていけないということもあります。
さらに病気、事故、リストラなどの、予期せぬ要因がきっかけで収入が途絶える可能性があります。
そういったことを考慮した上で、夫婦共働いている家庭が多いのですね。

子どもがいない間は働けるから

小さな子どもがいるうちは、世話をする人が必要です。
子どもを産んだ後、そのまま育てやすいということから、女性が家庭に入るというのが従来の考え方です。

ですが、子どもがおらず夫婦だけの家庭では、それぞれの時間は自分で確保できますよね。
手のかかる子どもがいない内はしっかり働こう、将来のために蓄えを作っておこうという考える人が多いようです。

夫婦で家事を分担しているから

もっとも重要な要素のひとつですね。
男性側がまったく家事をしない人で、全ての家事負担が女性側に来ているのでは、仕事との両立は辛いものがあるでしょう。
収入に応じて家事負担の配分を決めるという家庭もあるようです。

そういった配分が上手くできている夫婦ですと、女性も仕事を続けやすいですね。

結婚をきっかけに仕事を辞めるメリット・デメリット

今まで毎日がんばって続けてきた仕事を、いざ辞めるとなるといろいろなことを考えると思います。
では、結婚をきっかけに退職する場合、メリットやデメリットは発生するのでしょうか。
以下で、メリット・デメリットを紹介していきます。

メリット

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家庭のことに集中できる

仕事を辞め、家庭一本の生活になると、家庭のことに集中できます。
夫の料理を作る時間、昼に掃除をする時間、晩食の買い物に行く時間。
今までは、簡単に取ることのできなかった時間を家事に使うことができるのです。
夫をサポートするという意味では、専業主婦であると有利なのかもしれませんね。

時間的余裕がうまれる

朝から晩まで働き詰めだったころから考えると、時間の余裕がかなり増えます。
結婚をきっかけに、今まで通えなかった料理教室などに通い始める人もいますよね。
家庭のことをしっかりとやっていれば、残りの時間は自分の好きなことに使えます。
子どもの有無により状況は違いますが、仕事をしながら家事をする時とは比べ物にならないほどの余裕がうまれます。

子どもが産まれても付きっきりで世話ができる

もし、めでたく子どもを授かったとき、仕事をしていると不安要素が多くありますよね。
子供のことも、仕事のことも考えなければいけません。
その点、専業主婦であれば子どもに付きっきりで世話ができます。
子どもに急な体調不良などが起こったときに、迅速に対応できるということは大きなメリットではないでしょうか。

デメリット

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世帯収入が減少する

結婚前、1人で暮らしているときは自分の稼ぎの中からやり繰りしていましたよね。
結婚後も共に働くというのであれば、稼ぎは単純に2人分になりますが、もし片方しか働かない、となった場合は、収入が1人分になります。
夫が自分が働いていた頃の倍稼いでいる人だったりすれば話は別ですが、お金の面では、今までより圧倒的に不利になります。
収入源が減ることは、世帯収入が減ることに直結しますよね。

対策として、空き時間にパートに出たり、自宅でできる仕事に就くことも可能です。
お金がすべてではありませんが、1人分の稼ぎが毎月赤字になるような、生活もできないほどの収入だとしたら、要注意です。
家計を同じにするのですから、相手が毎月どれくらいの収入があるのか、2人でどれくらいの支出があるのかを把握してから、退職するかどうかを決めるようにしましょう。

時間を持て余して、怠け癖がつく可能性がある

専業主婦のメリットでもある、時間的余裕が時にデメリットと化すことがあります。
毎日、隅から隅まで掃除したり、調味料から作るレベルで御飯を作るなどしていれば、家事は意外と大変で、休む間もありません。
ですが、現代社会は昔と比べて便利な物も増えたため、家事を簡単にしようと思えば、いくらでも簡単に出来てしまいます。
そうなったとき、時間的余裕が発生します。
今まで体験しなかった「時間がたくさんある」という状態は、時間感覚を狂わせます。

また、家事に慣れていない人にとっては、家事だけをやること自体が辛くなるケースもあるのです。
「夫が帰ってくるのは夜だし後でやろう」が癖付いてしまうと、怠け癖につながります。
家庭を守る妻として、最低限のことはしっかりとできるメリハリが重要ですね。

休む暇がない

上記とは反対に、休む暇がなくなるというケースもあります。
上でも少し述べましたが、家事は意外と大変で、毎日しっかりと行っていれば、休む暇もありません。
親の介護などもあれば、尚更です。
また、会社員とは違って、休日というものがないのにもかかわらず、時間的余裕があると思われがちです。
経済的に自立していない分、立場的にも弱くなりがちなので、結婚相手からの理解がなければ、辛い部分もあるでしょう。

付き合いがなければ孤独に襲われるときがある

専業主婦とは、時に孤独な立場でもあります。
特に、子どもがいない家庭では、話し相手がいないので、一日中一人ということも。
対策として、近所の方との付き合いや学生時代の友人などと、改めて連絡を取り合ってみましょう。
人間関係がなくなると、寂しさがどんどん増えてしまいます。
定期的に人と会うことで、刺激にしていくことをおすすめします。

結婚を機に仕事を辞める3つのタイミング例

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結婚が理由で仕事を辞めるときの、メリット・デメリットを紹介してきました。
家庭環境によって、幾分か状況は違うものの、同じ悩みを持つ方は多くいます。
「それでも私は専業主婦になりたい」と思っている方には、仕事を辞めるタイミングを紹介します。
人生の節目として捉えていただくと良いかと思います。
もちろん、事情により様々ではありますが、ここではよくある3つの例を挙げていきます。

子どもを授かったとき

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結婚より先に、子どもを授かるケースも今は増えてきています。
妊娠が発覚した時には、まずは仕事と向き合いましょう。
「出産後も続けていける仕事なのか」
と、先のことまで一度考えてみましょう。
もしあなたの中で、「退職」という答えが出たのなら、直属上司にしっかりと話を通しておきましょう。
母親になるタイミングは、仕事から身を引くタイミングの一つでもあります。

引っ越しをすることになったとき

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結婚を考えているパートナーと、新居に引っ越す予定があれば、その時も退職のタイミングです。
今まで遠距離恋愛をしていたカップルであればもちろんのこと、引っ越し先から、今の職場まで通える範囲だったとしても、上司には伝えやすい理由になりますよね。

そのタイミングに乗る形なら、周りにも納得してもらえるのでスムーズに進むでしょう。
ここで注意したいのが、嘘はつかないことです。
遠くに引っ越すと言っておきながら後日、頻繁に会社の人にあうこともありますし、結婚式に呼ぶ予定があるのであれば、いつバレるかもわかりません。
後々気まずくならないように、上手く立ち回れるようにしましょう。

彼から退社するようお願いされたとき

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結婚相手の彼から、そう言われたというのも、仕事を辞めるタイミングとしては多いです。
「俺が働くから、お前は家にいてほしい」
そういう男性は、実は意外と多いのです。
あなたの意志が、その意見に反することがないのなら受け入れても良いでしょう。

ですが、先程デメリットの部分でお伝えした通り、収入源が減ることになります。
その点や、家事に関する意見のすり合わせも彼としっかり話し合った上で、仕事から身を引くことも方法の一つです。

結婚して仕事を辞めるかどうかはしっかり話し合うべき!

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結婚と仕事、どちらを取ればよいのか悩むことは、そう何度もあることではありません。
ですが、「どちらの方が大事」ということもありません。
仕事をパートナーだけに任せるのか、または自分も働くのか、それは夫婦にしか決められないことです。

結婚生活を送っていると、お金での問題が発生することもしばしば。
「今までは、自分で稼いだお金は自分で使えていたのに、結婚をすることで費用が増えた」
その感覚のままでいると、お金での揉め事は後を絶ちませんし、子供を授かることを考えているのであれば、それに向けての貯蓄も必要でしょう。
結婚生活は共同生活ですので、お互いがお互いのことを考え合う必要があります。

互いに寄り添った考え方でなければ、結婚生活はうまくいかないことがあります。
独りよがりは、どちらにとっても良くないのですね。

仕事を辞めるかどうかを考える時には、パートナーと必ず話し合いをしましょう。
「世間の夫婦はそうしてるから」
「うちの親もそうだったから」
という安易な考えで決めるのではなく、二人が置かれている状況と照らし合わせるのです。
理想と現実を明確にすることは、非常に重要です。

両方が働くのか、それとも片方だけが働くのか、結婚生活をスタートする上で、最初にぶつかる問題です。
相手がどう思っているか、仕事に対してだけではなく、家事や子どもに関しての認識もしっかりとすり合わせておく必要があるでしょう。

半端な気持ちで適当に決めてしまわず、将来のことも含めて考えてみてはいかがでしょうか。

さいごに

結婚を機に仕事を辞めるタイミングや、そのメリット・デメリットをご紹介しました。
最初にも触れましたが、紹介したのはあくまでも例です。
二人のことは、二人でしっかりと決めていきましょうね。
あなたを取り巻く環境は、誰かと同じである確率の方が遥かに低いのです。

自分のこと、パートナーのこと、これから出会うかもしれないまだ見ぬ我が子のこと。
いろんなことを考えて、実行に移していくことで、納得のいく寿退社ができるのではないでしょうか。

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