メッキリ秋らしくなったこの頃、いよいよ秋本番を迎えましたね。夏のダメージが体のあちらこちらに出てくる時期ですが、髪も例外ではありません。夏のダメージで疲れた髪に元気を取り戻したいと思っている方は多いと思います。
トリートメントには、以前からの洗い流すタイプと、近年いろいろな種類が出てきた洗い流さないタイプがあります。とくに洗い流さないタイプのトリートメントは手軽に使えて高い効果があると聞きました。今回は、この洗い流さないトリートメントに注目してみました。
季節柄なのか、年齢のせいなのか、髪にハリやツヤがなくなって痩せてきたと感じている方に、髪に良いさまざまなことをまとめてみましたので、参考にしてください。
目次
髪の悩みの原因は?
痩せた髪とは、髪が痩せたように細くなり、ハリやツヤ、コシがなくボリュームダウンした髪をいいます。年齢的なものが関わっていることが多いのですが、原因は他にもいろいろあるようです。
加齢
加齢によって髪を作る毛母細胞の働きが低下していくと、新たに作り出される髪は細い産毛のような髪になってしまいます。
エストロゲンの減少
女性ホルモンの一つのエストロゲンは、髪の発育をサポートし、髪のコラーゲンを増やす働きがあります。
加齢やストレスなどの原因でエストロゲンの量が減ると、健康な髪が育ちにくくなります。つまり髪のハリ、ツヤ、コシなどが失われていくのです。
血行不良
毛母細胞は、栄養や酸素を受け取り細胞分裂することで髪の毛となって成長していきます。頭皮の血液の流れが悪くなると毛母細胞に栄養が行き届かず、健康な髪の成長を妨げ、細くて元気のない髪になってしまいます。
栄養不足
偏った食生活は、栄養バランスが悪く、体全体から見ても栄養不足の状態になります。
摂った栄養素は、体を機能させるために重要な心臓や脳などの臓器を動かすために優先的に使われるので、髪や皮膚などには届きにくくなります。髪は栄養不足状態になり、弱った髪は抜け毛につながっていきます。
紫外線
紫外線は髪や頭皮にダメージを与えます。紫外線を繰り返し浴びていると、頭皮の老化が起こります。髪を育てる土壌の頭皮が老化するので、髪の成長は妨げられてしまいます。髪も細くなったり抜け毛になったりします。
誤ったヘアケア
スタイルが長持ちする強めのスタイリング剤が髪にダメージを与える、髪を洗う時に頭皮を傷つけてしまう、髪を乾かす時のタオルドライのやり方でキューティクルを傷つけるなど、日常のヘアケア方法が間違っていることも原因になると考えられます。
その他にも服用している薬の副作用が髪に影響をあたえることがあります。
髪に良い栄養成分は?
たんぱく質
髪の99%はケラチンというたんぱく質でできています。
たんぱく質は人の身体を構成する大切な栄養素ですが、髪以外にも体の臓器や血管、神経細胞、筋肉などを作ったり、修復したりするのに欠かせません。前にもお話しましたが、たんぱく質が使われるのは体の臓器などの重要な部分の優先順位が高く、髪は後回しになってしまいます。たんぱく質が不足していると、髪は栄養が足りないため健康な状態を保てません。
低脂肪の肉や魚、レバー、うなぎ、チーズなどには良質なたんぱく質が含まれているので、積極的に摂取しましょう。
ビタミン類
ビタミンB6
たんぱく質のケラチンにはアミノ酸の一種のシスチンが含まれていて、これを作るにはビタミンB6をたんぱく質とともに摂ることが必要です。つまり髪を作るのに欠かせない栄養素なのです。
マグロ・カツオ・サケ・サバ・サンマなどの特に生魚に多く、肉類ではレバーや鶏肉に多く含まれます。にんにくに豊富なのも特徴です。
ビタミンE
ビタミンEは細胞の老化を防ぎ、血行を促進するビタミンです。
植物油や種実類にもっとも豊富に含まれ、野菜では青菜類、かぼちゃや赤ピーマンなどの緑黄色野菜に含まれます。
ビタミンA・B2
新陳代謝を促進させるので、髪にうるおいを与え、健康に保つ効果があります。
ビタミンAは、レバーに非常に多く含まれています。緑黄色野菜、海草類にも豊富です。
ビタミンB2は、ほとんどの食品に含まれる栄養素です。レバー、卵、チーズなどや、うなぎ、サバ・ブリなどの青魚、アーモンド、まいたけなどと幅広い食品に含まれています。
ビタミンC
ビタミンCは、ストレスや紫外線による抜け毛を防いでくれます。
野菜や果物に豊富で、新鮮なものを手早く調理して食べることがビタミンCを効率よく摂取できます。
亜鉛
新陳代謝の欠かせない栄養素で、育毛を促進します。
亜鉛はたんぱく質を含む食品に含まれ、カキなどの魚介類や肉類に豊富です。植物性食品では、大豆製品やごまなどの種実類に多く含まれます。
ヨウ素
育毛を促進します。
海産物全般に豊富に含まれています。魚、海藻、貝などを食べていれば不足することはありません。
髪に良い習慣を実践しよう
栄養バランスのとれた食生活
バランスのとれた食事で、毛母細胞に栄養を届け活性化させて、髪の成長を促しましょう。
前項でお話したように、良質なたんぱく質、各種ビタミン、亜鉛、ヨウ素などをまんべんなく摂るように、毎日の食生活が栄養バランスのとれたものになるよう意識していきたいです。
生活リズムを整える
pm10:00~am2:00の間は成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムと呼ばれています。新陳代謝を促し、傷ついた細胞を修復してくれる時間です。毛母細胞も例外ではありません。できるだけその間に睡眠をとるように心がけ、早寝早起きの習慣をつけましょう。特に入眠後3時間はもっとも成長ホルモンが分泌される時間なので、より良い睡眠を取ることが大事です。
また毎日の適度な運動を習慣にして、血行を良くしましょう。血流が良くなると毛母細胞にも栄養が行き届き、元気な髪が生まれます。
ストレスをためない
ストレスを感じると血流が滞り、毛母細胞にも酸素や栄養が届かなくなります。
それに加えて、ストレスで体内の免疫細胞の一種が毛母細胞を攻撃するということが起こるそうです。
自分流の方法を見つけてストレスを解消していきましょう。
ヘッドマッサージや、注目のマインドフルネスというめい想法なども効果があるようですよ。
流さないトリートメントのメリットと注意点
洗い流さないトリートメントは、何と言っても手軽に使えるところがいいですね。
メリット
- お風呂から上がって髪を乾かすときに使うので、時間の短縮になり、手軽に使える。
- 洗い流さない分、トリートメントの有効成分が一晩じっくり髪に浸透して、翌朝の髪はツヤツヤでハリがで出てくる。
- 髪を保護する成分が残っているので、日中の紫外線やドライヤーの熱などから髪を守ってくれる。
- トリートメントの美容成分に高い保湿効果があるため、髪の保水力がアップして潤いのある髪が長続きする。
ところが、上手く使わないと逆効果にもなりかねません。
注意点
流さないトリートメント人気おすすめ品
ここで髪のお手入れが手軽にできて、髪のハリ、ツヤ、コシを蘇らせ元気にしてくれる、流さないトリートメント「リシリッチ利尻ヘアクリーム」をご紹介します。
ドライヤー熱でダメージ補修
ドライヤーの熱を利用して髪を修復します。これをアミノリペア作用といいます。
アミノリペア作用とは、植物由来のエルカラクトン(γ-ドコサラクトン)という成分が、ドライヤーの熱によって毛髪の一部となり、ダメージ部を補強して、補修効果を持続させてくれます。傷ついた髪を修復し、ハリ、コシ、ツヤを与えてくれ、他の成分をしっかりと閉じ込めてくれます。
50種類の美容液成分
利尻昆布エキス
ミネラルをたっぷり含み、高い保湿効果で髪にうるおいを与えてくれるのが利尻昆布エキスです。
オーガニック植物油
オリーブオイル・ホホバ種子オイル・アルガンオイル・ツバキ種子油・ヒマワリ種子油・マカダミアナッツ油などのオーガニック植物油が、頭皮を健やかに、髪をコーティングしてサラサラにしてくれます。
3種のヒアルロン酸
ヒアルロン酸とは皮膚や筋肉、軟骨を構成する主成分です。粘性が高くこのネバネバの力で細胞同士をくっつけています。非常に高い保湿性を持ってるため、例えば眼球の中身の99%が水分でできていて、この高い水分量が保てるのもヒアルロン酸のおかげなのです。
浸透型ヒアロオリゴは、髪のなかに深く浸透し、内側から潤いを保つのに効果があり保湿力が持続します。
保護型ヒアロリペアは、保湿力を持つヒアルロン酸に、髪を保護するバリア機能が加わりました。
吸着型ヒアロベールは、髪の表面に吸着して保湿効果が得られます。
毛髪保護成分
ワサビノキ種子エキス
抗酸化物質を含み、髪に活力を与え髪の水分を保ちます。
サトウキビエキス
髪や頭皮につく嫌な臭いから守ってくれる消臭成分として働きます。タバコの匂い消しとしても有効です。
無添加・ノンシリコーン
パラベン・香料・鉱物油は無添加。
ノンシリコーンなので、頭皮を健やかに保つことができ、カラーやパーマがしっかりかかり持ちも良くなります。
まとめ
食事や生活習慣が体の健康だけでなく、髪の健康にも大きく関わることがわかりました。体のなかから健康にしていくと同時に、外からのケアで改善ができるので、髪を優しく扱って、髪によい栄養をしっかり補ってあげましょう。ご紹介した「リシリッチ利尻ヘアクリーム」は髪に栄養とうるおいを与えてくれる優れたトリートメントですので、ぜひお試しください。