冬になると、寒くて暖房を入れますよね。
暖かくて心地よくて、つい…眠くなってきてしまうという事はありませんか?
なぜ、暖かくなると眠くなってしまうのでしょう。
その原因と、簡単に出来る対策方法をご紹介していきます!
目次
なぜ眠くなるの?2つの原因
冬場の悩みの1つに、職場が程よく暖房で暖かくなった頃に襲ってくる睡魔があります。
お昼ご飯を食べた後は、誰だって眠くなる時がありますが、冬場は暖房も加わるため、食後以外も眠くなってしまいます。
そんな眠気を引き起こす原因は、どんなものがあるのでしょうか。
主な原因と言われているのは、以下の2つです。
酸素不足が原因
人は、生理現象として寒いよりも暖かい方が眠くなる傾向があります。
なので、暖房をつけると眠くなってしまうのは仕方ないと思う方もいるかと思いますが、実は、酸素が不足することで眠くなってしまうこともあります。
それは何故かと言うと、脳が活動するためには大量の酸素が必要となるからです。
そのため、酸素が不足してしまうと血液流の酸素から脳にまで酸素がいき届かなくなり、酸素を節約しようとして、眠くなります。
車の中や電車の中、狭い室内で眠くなってしまうのも、これらのことが原因で起こっているのです。
自律神経の働き
そして、もうひとつ考えられる原因として、『自律神経の働き』があります。
自律神経には、運動・労働・ストレスを感じる時などに働く「交換神経」と、眠る・リラックス・くつろぐ時などに働く「副交感神経」の2種類があります。
暖房を入れる事により、気温や体温が上がるため、副交感神経が刺激され眠くなります。
これは暖房を入れる時だけでなく、お腹がいっぱいになって眠くなる時も同様です。
簡単にできる眠気対策7選!
それでは、どの様な対策をしていけばいいのでしょうか?
簡単にできる7つの対策を紹介していきます。
ツボを押す
とても簡単にできる、眠気に効果的なツボを今回はご紹介します。
いつでもどこでもできますので、覚えておくと良いでしょう。
百会
頭の中心と両耳が合わさるてっぺんにあるツボです。
風池
うなじの両側にあるツボです。
生え際にあるくぼみを上に向かって流れるように押すと良いでしょう。
短い睡眠をとる
いっそのこと、寝てしまうのも1つの方法です。
30分以上寝ると頭がスッキリしなくなってしまいますので、15分~20分の仮眠が理想です。
お昼休憩や時間の取れるとき、特に眠くなる前に15分ほど仮眠すると良いでしょう。
香りを嗅ぐ
柑橘系の香りには、リフレッシュ効果や眠気を冷ましてくれる効果があると言われています。
柑橘系を食べたり、ハンドクリームや芳香剤を柑橘系にするのも良いでしょう。
冷たい空気に触れる
室内にこもってしまいますと、原因のひとつでもある酸素不足になってしまう可能性が高いです。
なので、外出が可能であれば外出したり、窓を開けて空気に触れるのも良いでしょう。
太陽の光を浴びる
また、太陽の光を浴びるのも効果的です。
内勤の仕事だと、日中も建物の中にいて自然光を浴びる機会があまりあまりません。
太陽を浴びることで体内のホルモンが働き、眠気を起こしにくくします。
また、脳の働きも良くなるので、仕事で煮詰まった時にも有効です。
晴れの日は、ランチの帰りを少し遠回りしてみては如何でしょうか!
食事は腹八分目
食事は満腹になると、レプチンという眠気を誘う成分が分泌されます。
なので、満腹ではなく腹八分目で抑えておくと良いでしょう。
14時~16時の間にブレイクをする
人の生体リズムの関係で、14時~16時の間は眠気が強くなる事があります。
なので、コーヒーやお茶などのカフェインを飲みながら休憩すると良いでしょう。
さらに、チョコレートを食べる事で疲労回復にもなるので更に今後の活動にも効果的です。
冬の眠気の注意点
もし、上記の方法を試しているのに一向に改善しない、もしくは異常な睡魔が続く場合は『冬季うつ病』の可能性があります。
『冬季うつ病』は夜、しっかり寝ているにも関わらず、眠気が覚めず憂うつな気持ちになってしまったり、甘いものを過度に食べたくなったりする冬季限定のうつ病です。
もし、これらの症状がある場合は、一度病院で診てもらうと良いでしょう!
さいごに
人の生体リズムや、普段の何気ない行動により眠気は襲ってきます。
ですので、絶対に起きていないといけない時には、上記の方法を是非試してみてはいかがでしょうか。
また、思いもよらない病が隠れていることもあります。
「ちょっとおかしいのでは?」と思ったら病院に行きましょう!