家事の基本のやり方は?嫁入りで恥をかかない掃除・洗濯・料理とは


「家事なんて教えられなくてもできるよ!」なんて思っている方、結構多いのではないでしょうか。
しかし家事って、意外とかなり奥深いんです。
いざ「家事やっといてね!」なんて言われたら、何をしたら良いのか迷ってしまいませんか?
何を隠そう主婦歴3年となる筆者も、つい最近までしっかりとした家事の基本を知らなかった一人です。
知らないと恥をかく?!知っておくべき「家事の基本」を調べてみました!

目次

  1. 家事の基本とは!
  2. 1日のスケジュールは?
  3. 家事の基本のやり方
  4. 家事を上手にこなす4つのコツ!
  5. まとめ

家事の基本とは!

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一昔前までは「家事は妻の仕事」と言われていましたが、現代においては家事は夫婦共に協力して行うものとされています。

しかし旦那は外でお金を稼ぎ、専業主婦の妻が家の事をこなすのは、ある意味分かりやすい分担とも言えますね。
ここでは、「家を守る立場」としての家事の基本をご紹介します。

家事の基本と言えば、「掃除」「洗濯」「料理」がメインで浮かびます。
それ以外には、どんなものがあるでしょうか。

  • 買い出し
  • アイロンかけ
  • 裁縫
  • 子供の世話
  • 家計の管理

これ以外にも、日々こなすべき仕事は次から次へと出てきます。

アメリカでのある調査によると、こうした家事に賃金が発生するとすると「年収1500万円」程にもなるのだそうです。
それくらい重労働な家事は、「家庭」を守り維持していく上で欠かす事ができません。
しかしこうした家事の基本は、技術の発展に伴い、親から伝授されにくくなってきています。
そのため、いざ結婚して家事をしてみると「どうやったら良いの?」という局面がたくさん出てきてしまうのです。

家族の生活の基盤となる家庭を支えるのは、「家事」という大切な仕事です。
そんな家事の基本のやり方を、それぞれ見ていきましょう。

1日のスケジュールは?

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2歳の子供がいる家庭を想定して、一般的な主婦の1日をシミュレートしてみましょう。
まずは午前中です。

午前中の家事スケジュール

  • 5:00 起床
  • 5:30 お弁当、朝食作り
  • 6:30 朝食
  • 7:00 送り出し
  • 7:30 子供の着替え
  • 8:00 洗濯
  • 9:00 掃除
  • 10:00 子供とお散歩
  • 11:00 昼食作り
  • 12:00 昼食

午前中は、特に忙しい印象がありますね。
では午後はどうでしょうか。

午後の家事スケジュール

  • 13:00 子供のお昼寝の寝かしつけ
  • 14:30 子供を公園へ連れて行く
  • 16:00 買い出し
  • 17:30 夕食作り
  • 19:00 夕食
  • 20:00 子供をお風呂へ入れる
  • 21:00 子供の寝かし付け
  • 21:30 家計簿の管理など

こうして見ると子供が寝ている時間が、やっとほっとできる時間かもしれません。
この様に家事をしっかりやろうとすると、それこそ1日掛かりとなってしまうのです。
大変やる事の多い家事ですが、実際どんなやり方でこなせば良いのでしょうか。

家事の基本のやり方

1日がかりとなる事もある家事ですが、それぞれを正しい方法でこなすと案外時短になる事もあります。
そんな家事の基本のやり方を、それぞれ詳しく見てみましょう。

掃除

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掃除は、家事の中でも一番大変なものかもしれませんね。苦手な人も多いかもしれません。
しかし毎日を気持ち良く過ごすためには、掃除を欠かす事は出来ません。
そんな掃除の正しい方法を見ていきます。

1.片付ける

まずは、掃除しやすい環境を作る事から始めます。
散らかった部屋で掃除をするのは、物をわざわざ動かしたりしなければならないため余計手間がかかってしまいます。
掃除を早く済ませるには、整理整頓がカギとなるのです。

2.はたきなどで埃を落とす

掃除の基本は、「上から下へ」です。
最初に上部の埃を落とし、最後にまとめて掃除機をかけます。
片付けが出来たら、まずははたき等で棚の上等の埃を落としていきましょう。

3.掃除機をかける

埃を落としたら、掃除機をかけてゴミを処理していきます。
最近では、自動で掃除してくれるロボット掃除機も人気となっています。
そうした便利家電を取り入れるのも、家事を楽にするポイントかもしれません。

4.雑巾をかける

掃除機をかけたら、最後に雑巾をかけて仕上げます。
この時、まとめて窓等も拭いていくと良さそうですね。
雑巾も、必ず上から下へかけていきましょう。

洗濯

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洗濯に関しては、洗濯機にお任せが基本ですね。
しかし洗濯機を回す時には、いくつか注意点があります。

1.色物、白物、デリケート素材で分けて回す

色物と白物の衣服を一緒に洗濯機で回してしまうと、色移りをしてしまう事があります。
またデリケート素材は、デリケート素材だけでソフト洗いをする必要があります。
こうした衣服分けをしないと、衣服がよれてしまったり色が変わってしまう原因となってしまうのです。
特に心配な衣服は、クリーニングも利用していくと良いでしょう。

2.洗濯ネットを使う

ビーズ飾りが付いていたりデリケート素材、型崩れしてしまいそうな衣服は、洗濯ネットに入れて洗濯していきます。
また女性の下着も、専用のネットがあるので使用すると長持ちします。

3.ファスナーやボタンはしめる

ファスナーやボタンが付いている衣服は、全てしめておきます。
あけたまま洗濯してしまうと他の衣服を傷付けてしまったり、型崩れの原因になってしまいます。

4.洗濯機は満杯にしない!

ついつい「もう少し溜まってから…」なんて思ってしまいがちですが、洗濯機を満杯で回すと故障やエラーの原因となります。
洗濯物は、洗濯機容量の7~8割程度に抑えて回す様にしましょう。

5.干す時にシワをしっかり伸ばす!

洗濯が終わったら、今度は干していきます。
干す時は、なるべく全体的に風が当たる様に広げておきましょう。
またTシャツ等の衿まわりはよれてしまいやすいので、なるべく衣服の下側からハンガーを入れていきます。

5.アイロンはスチームが便利!

最後に、シワになりやすいYシャツ等にはアイロンをかけていきます。
最近では、ハンガーにかけたままシワを伸ばせる「スチームアイロン」が人気となっています。
直接アイロンをかけにくい素材のものも多いので、そうした場合は特にスチームアイロンを使うと良いでしょう。

料理

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お料理は、なるべく栄養バランスの取れたものを作る様に心がけます。

  • なるべく鮮度の良い食材を使用する
  • 食材の下処理をしておく
  • 栄養バランスを考える
  • 時間にゆとりを持って、焦らず作る
  • 味見をしながら味を調整する
  • 綺麗な盛り付けを心がける

これらは、お料理上達のポイントです。
最初は、品数が多くなくても良いでしょう。
料理本やレシピサイトを見て作っていくと、だんだん自分らしい料理が出来る様になってきます。
お料理が上達するための最大の方法は、どんどん料理を作っていく事にあります。
様々な素材を使って、いろんなレシピに挑戦してみましょう!

家事を上手にこなす4つのコツ!

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上記の掃除・洗濯・料理以外にも、家事はとてもたくさんあります。
全てを完璧にこなしていたら、それこそ24時間では足りなくなってしまいますよね。
そこで、なるべく時短に家事を上手にこなしていくための4つのコツをご紹介します!

1.気が付いたら少しずつでも綺麗にする

一気にまとめて掃除や洗濯、洗いものをしようとすると、気が滅入ってしまいます。
そこで、汚れを見付けたらその場でさっと綺麗にする、食器を使ったらその都度洗う様にしてみましょう。
その時々は少し手間ですが、少しの量ならほとんどが5分程度で済んでしまいます。

2.使ったら必ず元の場所に戻す

「使ったら元の場所へ戻す」と言うのは、片付けのコツでもありますね。
簡単な事の様ですが、実際には「戻す」って腰の重い作業です。
そこをなんとか踏ん張って「元に戻す」習慣を付けていくと、部屋は劇的に綺麗になります。
そうするとお掃除も楽ですし、様々な家事がはかどる事に繋がってくるのです。

3.だいたいのスケジュールを立てる

家事には、前項の掃除・洗濯・料理以外にも「トイレ掃除」や「靴洗い」や「お布団干し」「お風呂洗い」等本当にたくさんあります。
しかし中には、毎日する必要のないものもありますよね。
2日に1回や1週間に1回、1ヶ月に1回でOKなものもあるでしょう。
頻度は家庭によって異なりますが、こうした家事を「スケジュール化」してしまうと分かりやすくなります。

例えば「毎週月曜日は布団を干す」「毎月1日は靴を洗う」と言った具合です。
こうしておくと、家事がある程度日程によって分散されているので気持ち的にも楽です。
但しお天気等の関係もあるので絶対に決めた日にこなすのではなく、その日周辺でこなす家事と認識しましょう。

4.完璧を目指さない

家事に完璧を求めてしまったら、本当に終わりの見えない作業になってしまいます。
家事を上手にこなす一番のコツは、「完璧を目指さない」事です。
6割できればOK、8割できたら上出来と思って良いでしょう。
特に育児もこなさなければならない場合には、家事は4割~5割もできればOKです。

カレンダー等に、家事を6割できた日にはお気に入りのシールを貼っていくのも良い方法です。
なかなか達成感を感じる事のできない「家事」ですが、こうして目に見えて頑張った証があると明日も頑張ろうと思えます。
またよく頑張ったという日には、是非自分にご褒美をあげましょう。
自分自身を労わってリラックスできる時間を作れると、家事もより一層はかどる事でしょう。

まとめ

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家事は軽視されがちで、家庭の外からはなかなか見えない仕事です。
しかし家事がある事で、家庭が成り立ち生活が成り立っています。
そんな重要な仕事である家事には、やるべき事が本当にたくさんあります。
それを全て完璧にこなしていたら、1日が丸ごと家事で潰れてしまう事でしょう。
そうならないために、「都度少しずつ片付けていく」事や「使ったら戻す」事を心がけていきます。

そして何よりも大切な事は、「完璧でなくても良い」という点です。
6割~7割位を目指して、7割もできた日には、自分自身にご褒美をあげましょう。

家事はやって当たり前で、なかなか褒められない仕事です。
しかし家事がなければ、家庭は決して維持できません。
一人で頑張りすぎず、程良く家事を楽しんでいきましょう!

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