健康ブームの現在、注目されているもののひとつに、健康茶があります。
毎日の生活に手軽に取り入れられることが強みの健康茶ですが、一口に健康茶といっても、色々な種類があり、お茶によって何に効果があるか、違います。
本日は、お茶による効果の違いと、現代社会の多くの人々が抱える健康の悩みのひとつである、高血圧におすすめの健康茶をいくつかご紹介したいと思います!
目次
健康茶とは?その定義と種類
健康茶の定義
ところで、健康茶とよく言われていますが、健康茶って、どういったもののことを指すか、ご存知でしょうか?
健康によい効果があるとされる茶。どくだみ、はと麦、うこんなど、(ツバキ科の常緑低木の)茶以外の植物の葉・種子・根などを、飲料用に加工したもの。煎じて用いるものが多く、古くから民間薬として用いられてきた。
(引用元:https://kotobank.jp/word/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E8%8C%B6-707784)
本来、お茶とは、お茶の木(チャノキ)から作られている緑茶や紅茶などのことを言います。
そのため、お茶以外のものは、茶外茶とも呼ばれているのです。
そんなお茶の木から出来た茶外茶にも、身体に良いとされているお茶は多くあります。
有名なルイボスティーやそば茶、ごぼう茶などもそのひとつです。
そういった、健康に良い影響を与えてくれる、お茶の木以外から出来たお茶のことをまとめて「健康茶」と呼んでいます。
健康茶の種類はこんなにある!
健康にいい影響を与えるお茶のことをすべて、健康茶と呼ぶということは、健康茶と呼ばれるお茶には、数多くの種類があるということです。
その数は、一体どのくらいあるのかといわれても、数え切れないくらいです!
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- 麦茶
- 黒豆茶
- 杜仲茶
- そば茶
- ドクダミ茶
- たんぽぽ茶
- プーアル茶
- 昆布茶
- ショウガ茶
- ハブ茶
- ハトムギ茶
- ルイボスティー
などなど
今挙げたものは、ある程度有名なお茶で、かつ健康茶とされているものです。
有名なものだけでもこんなにありますが、マイナーなものも含めると、優に100は超えます。
特に、健康茶には、ブレンドしたりされているものも含まれていますので、今後もどんどん増え続けるでしょう。
健康茶の効果・効能
健康茶の定義は、「身体が健康になる効果があるもの」でした。
この健康になる効果、幅広くいろいろなものがあります。
たとえば、風邪の予防ならヨモギ茶・クズ茶など、肝機能改善ならウコン茶・そば茶など…と、その効能は、お茶によっても全く違います。
また、1つのお茶で複数の作用があるものも、もちろんあります。
ここでは、健康茶の代表的な効果や効能を、いくつか挙げてみましょう。
- ダイエット効果:タンポポ茶、甜茶、ヨモギ茶、桑の葉茶、杜仲茶、マテ茶など
- アンチエイジング:紫蘇茶、ヨモギ茶、ウコン茶、杜仲茶、ルイボス茶など
- 疲労回復:ハトムギ茶、びわの葉茶、ソバ茶、ザクロ茶、クコ茶、マテ茶など
- リラックス効果:高麗人参茶、グァバ茶、セロリ茶など
もちろん、他にも色々な効果を持つお茶があります!
高血圧におすすめの健康茶3選
色々と効果があるお茶が多すぎて、結局何を飲めばいいかわからない…そんな人もいるのではないでしょうか。
ではここで、現代社会で悩みを持つ方も多い高血圧の症状に効くといわれているお茶の中でもおすすめのものを、ご紹介しましょう。
とうもろこし(コーン)茶
利尿作用があるといわれているとうもろこし茶には、鉄分が豊富に含まれており、冷え性の改善にもなります。
冷え性が改善されるということは、血液の循環も改善されるということです。
この体液循環が改善されることにより、血圧も下がるといわれています。
そば茶
そば茶は、高血圧・動脈硬化や、糖尿病などの生活習慣病の改善・予防に役立つといわれています。
ソバ茶に含まれているポリフェノールの一種、ルチンという成分が、血圧効果作用を持っていることから、高血圧には効果的だとされています。
蕎麦茶はカフェインを含まないので、子供や妊娠中の方でも安心して飲むことができるのでおすすめです。
ただし、ソバアレルギーの方は、飲まないようにしましょう。
まとめ
健康茶の定義から、高血圧におすすめのお茶まで、ご紹介しました。
このように、健康茶の種類によっても、色々な効能を持っていることが分かります。
その効果・効能はお茶によって様々。
また、同じ効果を持っていても、独特なにおいや味がするものや、麦茶のように飲みやすいものまで、多種多様です。
味や香りなどの好き嫌いもありますので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。