飲み過ぎてしまった翌日に「もう二度と酒は飲まない」。
何度後悔した事でしょう。今回はそんな懲りない(?)のんべえさんや、上司の誘いが断れない…合コンで盛り上げるために頑張って…
結果として二日酔いになってしまった方々に、次回から使える二日用予防をご紹介していきます!まずは二日酔いの原因となる「酔い」の原因を知る必要があります。
目次
そもそも何故酔ってしまうのか?
私たちがお酒を飲むことで体内に入ったアルコールは、胃で約20%、小腸で約80%が吸収されます。その後、血液の中に入ってからだ中を巡りますが、脳に到達すると、アルコールが脳の神経細胞を麻痺させます。その状態が「酔った」状態なのです。
アルコールは肝臓で代謝されます。肝臓に入るとまず、酵素などの働きで、アセトアルデヒドという物質に分解され、さらにアセテート(酢酸)に分解されます。アセテート(酢酸)は血液にのって全身を回りながら、筋肉や脂肪組織で水と二酸化炭素に分解され、吐く息や汗、尿としてからだの外に排出されます。 (http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/38_futsukayoi/index1.htmlより引用)
つまり血液に入ったアルコールが循環されて脳に到達し、脳の細胞神経をマヒさせるという事なんですね!肝臓はアルコールを分解と言う大切な仕事をしてくれていますね!
では二日酔いの原因とは?
アルコールが肝臓で分解されてできるアセトアルデヒドという物質は、タバコの煙などにも含まれる有害物質。このアセトアルデヒドには、吐き気や動悸、頭痛などを引き起こす働きがあり、これが二日酔いの原因となるのです。お酒をたくさん飲みすぎると、肝臓がアセトアルデヒドを十分に処理しきれず、血液中のアセトアルデヒドの濃度が高くなるため、その毒性によって胃痛や胃もたれ、胸やけ、吐き気、動悸、頭痛などの症状が現れます。(http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/38_futsukayoi/index1.htmlより引用)
つまり二日酔いの原因は肝臓がアセトアルデヒドを分解しきれないところにあったんですね。お酒と肝臓の関係って重要なんです。
二日酔い予防とは?
休肝日を作る
肝臓を週二日休ませてあげましょう。ポイントとしては5日飲んで2日休むというものではなく2.3日休んで1日休むという分散して飲む事が理想です。
飲む前にスプーン一杯のオリーブオイルを!
アルコールの吸収を遅らせるには脂肪が多く含まれている食品を飲酒の直前に食べる事です。これは地中海ではオリーブオイルスプーン一杯、ロシアではサワークリームやバターを食べて酔いを防止しています。日本では直前にサラダを食べるのがいいでしょう!
水分と一緒に!
アルコールを体外に排出するには、水を飲みトイレに行くのが良いとされています。ただ排出ばかりでは脱水症状になる恐れもありますので酒と一緒に小まめに水を飲むように心掛けましょう。
お酒の量に気を付けよう!
シンプルですがこれが重要な事です!
しまった二日酔いだ!その対処は?
薬を飲む
吐き気、頭痛がある場合は効果があるのが「薬」になります。
ただし、薬によっても各メーカー、商品により効能・効果が違うので薬剤師に相談して購入する事をおすすめします。
効果のある食べ物は?
これらの食品は二日酔いの際の脱水症状、低血糖解消・肝機能の向上が期待されるものです。一度試してみてください!
はちみつ
トマト
卵
柿
ニンニク
グレープフルーツ
しじみ
いかがでしたか?
お酒に強かったり、二日酔いがひどいなど人により差があります。
ですので、一つ一つ試していき、自分にあった予防、解消方法を試してみて下さい!
楽しくお酒を飲みましょうね!