ブランドオークションに参加したい!業者が集まるサイトや会場はどこ?


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みなさんは、ブランド物はお好きですか?伝統的な会社が作る質の良い商品は、使っていて気持ちがいいですよね。
また、ちょっと背伸びしてブランド物を買って使用し始めると、毎日が楽しくなったりします。しかし、ブランド物と切っても切れない言葉があります。それは、「値段が高い!」ということ。「ブランド物だから高いのは当たり前。けど、諦めきれない」というのが女心ですよね。そのブランド物を中古で安く入手できるとしたらどうでしょう?

世の中には、中古ブランド品を扱う業者が集まるサイトや会場があるようなのです!

目次

  1. ブランド品を安く入手するなら、業者専門古物商オークションがおすすめ!
  2. 古物商許可証を取得して、業者専門古物商オークションに参加してみよう!
  3. ブランドオークションの戦利品!同業者が教えてくれた3つの転売先

ブランド品を安く入手するなら、業者専門古物商オークションがおすすめ!

ヤフーオークションをウォッチングするのが趣味の私。とくに掘り出し物の中古ブランド品がないかどうかいろいろな出品者のページを見て回るのが好きです。その中で、ブランド品ばかり出品している人がいます。質屋さんがヤフオクでストアを開いているわけではなく、個人で出品しているようです。

どうしてこんなに個人が中古ブランド品を出品できるのか不思議でなりませんでしたが、実は中古ブランド品が集まるオークション会場に行けば、大量に中古ブランド品を買い付けできるようなのです。

ブランド品が集まるオークション会場に参加する方法は?

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(引用元:http://www5b.biglobe.ne.jp/~kurara8/)

インターネットで検索してみたところ、ブランド市場TOP’S(古物市場)業者向けブランド商材オークションというサイトを発見しました。東京都の三鷹市にあるようです。
こちらのブランドオークションには商工会議所などに所属しているような専門の人しか参加できないのでしょうか?ホームページを調べてみると、以下のように書いてありました。

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(引用元:http://www5b.biglobe.ne.jp/~kurara8/index.html)

古物商許可証を持っていれば、オークションには誰でも参加OKとサイトに書いてありますね。

古物商許可証とは一体どんな許可証?

この古物商許可証、一体どんなものなんでしょうか?私のようにブランド品に興味のあるというだけの女性でも取得可能なんでしょうか?

調べてみたところ、古物商許可証とは、
『使用された物品を古物といい、古物商許可証はこれらの売買を行なうために必要な許可証』だそうです。
また、古物商許可証は警察署で申請をします。所定の書類を提出し、古物商許可証発行代19,000円を払えば、それでOK!

テストもありませんし、別にお店を構えていなければならないというルールもありません。ただし、所定の書類をしっかり集め、古物商許可証申請手数料を払った後、許可が下りれば、発行されるのは、40日から60日後になります。
発行には時間がかかるので、業者専門古物商オークションに参加したいなら、早め早めの申請が必要です。
また、申請手数料は、許可がおりない場合でも戻ってきませんので、ご注意を。

古物商許可証を取得して、業者専門古物商オークションに参加してみよう!

実は私、ブランドオークションにどうしても参加してみたくて、古物商許可証を取得してしまいました!こちらです!
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書類を揃えて申請し、取得するまでには、約60日かかりました。なかなか長かったです。申請したのは夏でしたが、古物商許可証が手元にきたときはもう秋でした!

インターネットで検索すると、古物商許可証の申請は面倒だし難しくてできないので、行政書士に任せたほうがいいと書いてあったりするのですが、1人で申請した時の倍の料金がかかってしまうので、私は自分でやってみることにしました。法務局から証明書を取り寄せたり市役所に行ったりした後、警察署にも行かなければならなかったので、確かに面倒は面倒だったのですが、そこまで難しいとは感じませんでした。
なので、古物商許可証取得のために行政書士に頼むのは金額がかかりすぎるなあと思っている方は、1人で申請するのがいいと思いますよ!

いよいよ業者専門古物商ブランドオークションに参加!

古物商許可証を取得してすぐに、先程ご紹介した、三鷹のブランド市場TOP’S(古物市場)業者向けブランド商材オークションに参加してみることにしました。

参加方法と会場の様子

参加の仕方はとても簡単で、新規の参加者は、主催者宛てに「初参加です」という内容をメールで送るだけというもの。特に返信もありませんでした。
当日、電車に乗って三鷹まで行きました。会場は駅のすぐ傍なのですが、方向音痴なので無事たどりつけるかしらと不安でした。しかし、会場の近くまで行くと大型のトラックから何箱も巨大な段ボール箱が出されて、とあるビルに運ばれて行くのを発見!絶対、オークション会場はここだと思って入っていくと、やっぱりそうでした。

会費を払って、オークションスタート!

会場はこんな感じでした。
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これは、全て商品の入った段ボール箱です。しかし、これはごく一部。これの20倍ぐらいは軽く段ボールがあって、次々と運ばれてきました。

オークション会場で受付

受付は女性の方で、新規参加者の私は、参加費の他、新規登録代として各3,000円を払いました。そして、ナンバーをもらいました。
この番号が、今日の私の名前になります。
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簡単なオークションのルールを受付の方から教わって、オークションスタートです。

オークションの様子

会場は会議室のような長椅子が置かれていて、そこにブランドオークション参加者は座ります。一番端から商品が手渡されてるので、それを順番に隣の人に渡します。その最中に、めぼしいブランド品がないかチェックします。手渡しとチェックを同時にしなければならないので、かなり忙しいです。順々に手渡されて行ったオークションの商品は、最後、セラーと呼ばれる売り手に渡ります。

そこからオークションがスタートし、競りが始まります。一番高い値段を付けた人が落札者になります。このオークションが本当にペースが早くて、どんどん値段が上がっていくので初参加の素人はまずついていけません。声すら上手くだせない状態です。なので、私は午前中はほぼ見学状態でした。

午後からなんとか慣れてきてオークションに参加できるようになりました。だいたい商品は500円刻みで、人気のある商品は、途中から1000円刻みになる場合が多いです。
自分でその商品にいくらまでかけられるか上限を決めておいて、のぞむことにしました。あとは、瞬発力を使って反応し値段を言っていきます。

この日、オークションに出されたブランド品は、グッチ、シャネル、ディオールなどのハイブランド品から、コーチやバリーなど学生やOLさんが好きそうなもの、人気のケイトスペードやキタムラの商品もありました。オークションは夕方の4時ぐらいまで続き、たくさんのブランド物を見れてすごく楽しかったです。

しかし、最後のあたりはさすがにずっと緊張していたせいか、疲れていました。

ブランドオークションでのお買い上げ金額は?

15回ほど、競り落とすことに成功し約3万円分購入しました。

ブランドオークションの面白いところは余り物をプレゼントとして知らぬ間にくれることです。競り落とした商品はその場で段ボール箱に入れられるのですが、そこにプレゼントも知らないうちに入っています。人によっては、新品同様のハイブランドバックが入っていることもあるそうです。なぜかというと、ブランドオークションは一商品いくらではなく、一山いくらで行われるため、プレゼントも同じく一山でくれるのが当たり前なんだそうです。
私の段ボールにも競り落とした覚えのない商品がたくさんはいっていて、最初は驚きました。

ブランドオークションの戦利品!同業者が教えてくれた3つの転売先

73万円分お買い物した商品たちは、段ボール2箱で翌日到着しました。
上記の写真は、コーチ、ラシッド、マイケルコース、アニエスべーなどコンディションのよいものを抜き出して撮影したものです。数回使っただけで手放してしまったような新品同様なコンディションのものばかりでした。

8この写真は、コンディションがそこそこのもの。知らないアパレルブランドも結構ありましたが、タケオキクチやランバンなど人気の物も入っていました。
どちらも私は落札した覚えがないので、プレゼントで段ボールに入れてもらったのだと思います。

9こちらの写真もプレゼントの一部。なんと使いかけの化粧品です。三鷹のブランド市場TOP’S(古物市場)業者向けブランド商材オークションは、ブランド品だけでなく一般アパレルや、化粧品なども扱っています。シャネルやディオールなどの化粧品もブランドオークションでは人気で、高値が付くのですが、逆にこんなもうゴミ状態の化粧品もオークションに出てきます。これも私は競り落とした覚えはないのでプレゼントなんだと思います。

こちらは使える状態ではなかったのですぐに捨てました。要らないものも入っていることもありますが、それも含めて楽しむのがブランドオークションなのかもしれません。

競り落としたブランド物を古物商たちはどうしているの?

私のようなブランド物に興味があってという参加者は本当に少数で、本格的な古物商として仕事でオークションに参加している人がほとんどです。私が三鷹のブランド市場TOP’S(古物市場)業者向けブランド商材オークションに参加したとき、会場の一番後ろが新人席で、近くの人達と仲良くなったので、その後のブランド品の行方を聞いてみました。

メルカリに転売

個人対個人がネット上でフリーマーケット感覚でやり取りができるメルカリ。
私の左隣に座った方は男性で、レアなブランド服やスポーツグッズなどをメルカリに転売しているそうです。

フリーマーケット

私の右隣に座った方は女性でした。
この方は、海外ブランドのシューズなどをフリーマーケットに出店して転売しているそうです。

ヤフーオークション

男女で来られていた方は、落札した商品は、ヤフーオークションに出品するそうです。綺麗に写真を取り、傷などがないか検品するのが大変だと言っていましたが、よいお値段で売れていくそうです。

まとめ

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初参加でどきどきしっぱなしだったブランドオークション。最初は上手く声も出せなくて大変でしたが、慣れてきたらどんどん落札できるようになりました。

独特の雰囲気のある古物の世界は、古物商許可証がなければのぞくことはできない世界なのでとても貴重な経験ができました。せっかくなのでまた、ブランドオークションに参加してみたいなと思います。

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