システムキッチンを安くリフォームしたい!相場は?どれが人気?


長年使っていたキッチンがそろそろ古く感じるときって、新しいキッチンに変えたくなりますよね。機能性が悪くて使い勝手が悪かったり、デザインがそろそろ古臭くなってきた…という場合は、リフォームする時期かもしれません。ではどんなシステムキッチンならリフォームしやすいのか?また費用はどの程度かかるかなどを、ご紹介していきましょう。

目次

  1. システムキッチンのリフォームはどんなタイプが人気?
  2. システムキッチンリフォームの相場は?
  3. システムキッチンリフォーム会社の選び方
  4. まとめ

システムキッチンのリフォームはどんなタイプが人気?


システムキッチンの形は大きく分けて3タイプ!現在のキッチンの寸法を測り、どのタイプならリフォームが可能なのか、リフォーム費用がかからないのかなどを検討してから見積もりをとるとよいですね。今のキッチンスタイルによっては、希望通りのタイプが出来ない場合もあります。大きな改装になれば当然金額も上がっていきますから、最初からどのタイプなら可能なのかメーカーに問い合わせする前に、下調べしておく必要があります。

1.対面式キッチン

対面型キッチンとは、キッチンの向きがリビング側を向いていて、料理をしながら気軽にリビングにいる人と会話もできるという仕様。家事をしながらリビングの様子もわかり、コミュニケーションもたくさん取れるので、一昔前のキッチンを使用している方なら、あこがれのタイプかもしれませんね。対面型キッチンにする場合、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 家族とのコミュニケーションを多く取れる
  • キッチンとしての見栄えがとてもよい
  • キッチンが解放感に溢れている
  • キッチンがインテリアの一部として機能する
  • 家事動線は短くて済む

デメリット

  • 壁から離れたキッチンの配管費用が高くなる
  • 収納がとりにくい
  • キッチンをリフォームする時には、スペースがかなり必要になる
  • 臭いがリビングにもうつりやすい

2.L型キッチン

L型キッチンは、その名の通りキッチンがL字になっていて、落ち着いた雰囲気で料理を楽しみたい方におすすめのタイプです。誰にも邪魔されず家事に集中していたいという方には最適でしょう。

メリット

  • L字で囲まれているので動線が短くて動きやすい
  • 収納がたっぷりとれ、料理に集中できる空間が楽しめる
  • 窓をとりいれて配置できるのでほどよい明るさをキープできる
  • 油分がリビングまで届きにくい

デメリット

  • コーナー部分の収納がデッドスペースになりやすい(一番のデメリット)
  • 十分な広さがないと狭く感じてしまう
  • 冷蔵庫や食器棚等の場所の確保が難しい場合がある
  • キッチン自体の金額や工事費が高くなりがち
  • シンクと調理する距離のとりかたによって使いにくくなる

3.I型キッチン

壁にI型に一直線に設置したキッチンをいい、一番シンプルな仕様になります。場所の狭いキッチンからリフォームをするときは、I型だと対応できる機種も多くなります。標準的なタイプなので、リフォームするときのデザインも豊富です。

メリット

  • シンプルなタイプなので、どのキッチンよりも価格が安い
  • 壁付に一直線なので、長さ調節がしやすくリフォームに適している
  • レイアウトのバリエーションが豊富
  • 狭いキッチンからのリフォームにも対応可能
  • キッチン本体のデザインを見せるおしゃれな空間づくりが可能

デメリット

  • キッチンの長さが長くなればなるほど使いにくい
  • リビングからキッチンの様子が丸見えになり、散らかって見える場合がある

キッチンの仕様でこれだけ差がありますから、リフォームする際は今あるキッチンの仕様からどのタイプならリフォームが可能かをまず決めておきましょう。「今のキッチンが狭いから、憧れているタイプのキッチンは諦めようかな」と考えている方も、一度リフォームをしてくれる業者に相談をしてみましょう。既存のキッチンをどこまで改造させられるかは、業者の腕の見せ所です。

システムキッチンリフォームの相場は?

リフォームをする場合、設置条件によっては価格が新築で設置するものより高額になることがありますから要注意です。システムキッチンをリフォームする場合は、キッチン本体の価格だけでなく、既存のキッチンの解体費用や設置費用、配管造設費用、その他工事の最中に発生する諸経費なども含まれます。予算を組むときは、こういった経費も含めて概算しておくとよいですね。

一般的な対面型キッチンの相場は、70~120万円くらいです。グレードが高くなると本体だけで90~160万くらいはかかります。L型キッチンは70~120万円が一般的で、グレードが上がると80~130万くらいの相場です。最も一般的でリーズナブルな価格が見込めるI型キッチンは、キッチンの寸法にもよりますが50万円くらいから設置でき、90万くらいがスタンダードです。ちょっとグレードが上がっても120万くらいには、抑えられそうです。

LIXILのキッチン『シエラ』

引用:http://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/shiera/

LIXILのキッチンの中でも、価格帯が50~100万円でとてもリーズナブルなのに、オープン対面キッチンやセミオープンキッチンなど、さまざまな設置が可能です。インテリアとの調和を意識したリフォームが可能!シンクの形状に特徴があり、どこからでも排水がスムーズにできるよう工夫されています。シンク正面に設置された、キッチングッズをまとめる大きなポケットがあり、シンクまわりがいつも美しくキープできます。継ぎ目のない人工大理石なので、お手入れも簡単です。

クリナップのキッチン『クリンレディ』

価格帯は638,000円からで、クリナップの中では一般的なキッチンです。木調、和テイスト、モダンテイストなど20タイプの豊富なキッチン前面パネルのタイプがありますから、お好きなタイプが見つかるはずです!クリナップの場合、低価格帯でもキッチン収納のレール部分は高価格帯のものと同じ。

クリナップ独自のサイレントレールで静かに収納棚がしまり機能性も高いキッチンです。キッチン上面は、人工大理石とステンレスとが選べます。「省エネナビ付き 食器洗浄機」もビルトインできます。

パナソニックのキッチン『ラクシーナ』

パナソニックには、機能性やデザイン性を兼ねそろえた充実したキッチンが多いのですが、中でもリーズナブルな価格帯が『ラクシーナ』です。アイランド、I型、L型、対面とさまざまなプランが可能。料理する際は、トリプルワイドIHという、3つのコンロが横並びになった仕様がとても便利です。これは小さいキッチンでも、コンパクトにおさめることができ、家電メーカーならではの特徴ですね。キッチン部分の価格は90~180万の幅で用意されています。
また料理の最中に、ちょっとコンセントがあると便利だなと感じる時がありますよね。こんな要望に応えたのが、使いたい時にサッとだして使える『手元コンセント』。ミキサーやジューサーも、コードを伸ばさなくても使えますね。

タカラスタンダードのキッチン『エーデル』

タカラと言えば高品質のホーローで、火気や衝撃にも強く、耐久性は抜群です。低価格帯の『エーデル』は飽きのこない7色の扉カラー。ワークトップも人工大理石の色合いが3タイプと豊富。ホーローなので、油汚れやほこりもサッと拭き取るだけです。価格は285,000円からとたいへん買い求めやすい価格なのが魅力です。

TOTOのキッチン『ミッテ』

トイレのメーカーとして有名なTOTOですが、機能的で低価格のキッチン『ミッテ』が魅力。価格は70~135万の幅があり、最も低価格の基本的なものがI型プランです。
TOTOキッチンの特徴は、水ほうき水栓といって、通常水が出てくる場所の他に、幅広水が広がるシャワー水栓がついています。ヘッドを伸ばせば、シンク周りのそうじにも大変便利です。調理しながら、サッと調理器具や調味料を出して使える「センターラインキャビネット」があるので、背の高い調味料から低いものまでが一度に見渡せてとりだせる仕様になっています。

システムキッチンリフォーム会社の選び方

システムキッチンをリフォームする際には、リフォームする業者選びはとても重要ですよね。以前に施行してもらった業者にお願いしてもよいでしょうが、工務店の場合はキッチンの仕入れ割引が、指定メーカーに限られる場合もあります。もし希望するメーカーと一緒なら良いのですが、そうでない時は数件見積もりをとってみるのもおすすめです。

また大手リフォームメーカーもありますが、大手は大きなリフォームには向いていますが、キッチンだけのリフォームとなると、実際の施工が下請け業者になることが多く、金額もかさんでいきます。ですから金額的な面だけみれば、あまりおすすめできません。

リフォーム業者専門店は、リフォームを専門としているため、キッチンに特化したリフォームは得意です。品質がよく価格も安い、経験豊富でアフターサービスも安心なリフォーム業者がよいでしょう。地元でリフォームだけを手掛けている業者なら、これに当てはまります。地域での評判や、相性なども吟味して業者選びは慎重にすすめたいですね。

まとめ


システムキッチンリフォームについて、価格や費用、業者の選び方などをご紹介しました。キッチンは常に水や油が飛び散り、毎日の作業で確実に老朽化してくるものです。今後もうリフォームする機会はないと言う場合は、耐久性のよいものを選ぶようにしたいですね。

そして機能面でも新しいものはかなりグレードアップしていますから、これだけは逃したくないという機能があれば、それを決め手にしてもよいですね。キッチンは女性の城といわれるほど、自分の思い通りに仕上げることができる場所です。自分ではイメージしなかったようなキッチンスタイルも、リフォーム業者さんに相談することで、考えてもみなかったような夢のリフォームが実現できるかもしれませんね。

Copyright© korean-style , 2025 All Rights Reserved.