エアコンのトラブルシューティング!水漏れや音は室外機が問題?


暑いこの時期、絶対に欠かせない存在なのがエアコンです。
これが壊れてしまうと、家の中でも熱くてまともに過ごせない日が多いですよね。
また猛暑の日には、エアコンがないと体調を崩してしまう事だってあるんです。

夏の生活必需品となっている、エアコン。
そのトラブルの対処法を、まとめてみました!

目次

  1. エアコンが壊れる原因は?
  2. エアコンの寿命はどれ位?
  3. エアコンのトラブルシューティングまとめ!
  4. エアコンを長く上手に使う方法3選!
  5. まとめ

エアコンが壊れる原因は?

エアコンも家電なので、もちろん壊れる可能性があるものです。
特に稼働率が非常に高くなる夏には、壊れる頻度も高いと言えるんですよ。
また壊れている以外にも、様々な理由でエアコンが効かなくなってしまう事があります。
そんなエアコンが効かなくなる主な原因を、3つ見てみましょう。

1.ガス不足

エアコンは、「冷媒」と呼ばれるガスを使用して作動しています。
この冷媒が部屋の中の熱い空気を外へ出し冷房を効かせ、暖房ならば熱を取り込む働きをしているんです。
しかしこのガスが何らかの理由で不足してしまっていると、エアコンは当然効かなくなってしまいます。
配管が腐食してしまっていたり、作業時のミスでガスが漏れているというケースもあるのです。
そしてこうした原因でエアコンが効かなくなっている場合には、室外機と配管を繋いでいるパイプに霜が付いています。
これを見付けたら、ガス不足となっている可能性が非常に高いと考えられる訳ですね。

2.フィルターの汚れ

エアコンの中にはフィルターが設置されていて、このフィルターを通して空気が出たり入ったりしています。
この時空気中にあるホコリやゴミもフィルターを通過するので、フィルターは定期的に掃除をしなければなりません。
長期間掃除をしない状態が続くと、フィルターがホコリやゴミで詰まってしまう事になります。
すると、空気が上手に出入りできなくなってしまい、エアコンが効かなくなってしまうのです。

3.室外機が作動しにくくなっている

エアコンが効かなくなっている場合、考えられる原因はエアコン本体だけでなく室外機にもあるんですよ。
エアコンを動かす上で欠かせない存在である、室外機。
この室外機の周りに物を多く置いてしまっていると、部屋から排出したはずの熱い空気がまた室外機に吸い込まれてしまう事もあります。
また物を置かないまでも、雑草などで覆われてしまっている場合にもエアコンは効かない状態となります。
そして室外機が異常に汚れている場合も、エアコンが上手に効かなくなってしまう事があるんですよ。

まずはエアコンがちゃんと作動できる環境かをチェックする!

こうした原因から、エアコンは上手に作動できなくなってしまう事が多くなっています。
熱い時期にエアコンが効かなくなると、焦って買い替えや修理を頼んでしまう人も多いかもしれません。
しかし、まずはエアコンがしっかりと作動できる環境にあるのかどうかをチェックする事も大切なんですよ。
エアコンは決して安いものではありませんし、修理をお願いしても修理費用は安い訳ではありません。
家計節約のためにも、まずはできる範囲から自分でチェックしていくと良いですね。

エアコンの寿命はどれ位?

エアコンって、なかなか買い替えるものではありませんよね。
しかし他の家電と同様、もちろん寿命があるものなんですよ。
どのエアコンメーカーも、正式にエアコンの寿命というものは公表していません。
ですがだいたいのエアコンの寿命は、約10年と言われているんです。
もちろん、5年程で壊れてしまう事もあるかもしれません。
それは物やメンテナンス状態、使用環境によっても大きく変わってくるものなのです。

  • メンテナンスをしても効きが悪い
  • 使用頻度が変わらないのに電気代が高くなった
  • エアコンの保証期間が終了した

こうしたケースでは、エアコンの寿命と考えて買い替えを検討していきましょう。
また技術の発展が著しい現代ですから、エアコンもどんどんと進化しています。
新しいエアコンではセンサーが改良されているものが多く、コストパフォーマンスが良いものも増えています。
もちろん昔に比べて、壊れにくく丈夫な設計になっている商品がほとんどです。
新しいモデルが出たからと次々に買い替えるものではありませんが、10年を目処に買い替えていく事がおすすめなんですよ。

エアコンのトラブルシューティングまとめ!

エアコンには、様々なトラブルが想定されます。
ここでは、そんなトラブルで特に多いものを4つご紹介していきます。

1.冷たい風が出てこない

エアコンをどんなに操作しても冷たい風が出てこない場合には、3つの理由が考えられます。
まずは、先程も説明した「冷媒ガスが不足」しているケースです。
この場合、室外機と配管を繋いでいるパイプに霜が付くのでまずはここをチェックしましょう。
霜が付いているのであればガス漏れなので、業者に依頼して修理してもらいましょう。

そして二つ目に考えられる原因は、室外機です。
室外機の周りが物で覆われていたりはしませんか?
また、室外機はちゃんと動いているかをチェックしてみましょう。
ファンが回っていて暖かい空気が排出されていれば、正常に作動していると考えられます。
しかし、ファンが動いていない場合には、業者にお願いして修理してもらわなければなりません。

最後に考えられるのは、フィルターの汚れです。
この場合、フィルターを綺麗に掃除すればエアコンが効く様になる事がほとんどです。
フィルターは、自宅でも綺麗に掃除する事が出来ます。
しかし本格的に綺麗に掃除をするのは、何かと手間がかかるものですよね。
そのため場合によっては、専門の業者にお願いして掃除するのも良い手かもしれません。

2.水漏れがする

エアコンから水漏れをしている場合には、下記4つの原因が想定されます。

1.エアコンが傾いている

エアコンがまっすぐ設置されておらず傾いていると、エアコン内部で結露した水が漏れてくる事があります。
この場合、多少の傾きならば自分で修正できる事もあるかもしれません。
しかし大抵のケースでは設置自体の問題なので、取り付けた業者に相談するのがおすすめです。

2.ドレンホースが詰まっている

エアコン内部の水を外へ排出するための排水管を、ドレンホースと言います。
このドレンホースが詰まっていると、水漏れを起こす可能性が非常に高くなってしまうんです。
ドレンホースは室外機の近くにある細いホースなので、詰まっていたら解消しましょう。
また、稀にこのドレンホースの損傷により水漏れをしている事もあります。
損傷がある場合には、業者に修理をお願いしなくてはなりません。

3.長時間の使用により結露している

エアコンを長時間稼働させ続けていると、エアコン内部で結露が溜まってしまい上手く排出できなくなってしまいます。
すると、ドレンホースでの排出では追い付かずに水漏れとなってしまう事があるのです。
24時間エアコンを付けっぱなしの状態が続いている場合には、しばらく使用を控えてみると良さそうですね。

4.エアコンそのものの故障

水漏れをしている場合、エアコンそのものの故障も考えられます。
部品が故障していたり、室外機が壊れてしまっている可能性もあるんですよ。
上記3つが当てはまらない水漏れの場合には、エアコンそのものの故障を疑いましょう。

3.臭いが気になる

エアコンからの臭いが気になる場合には、まずはフィルターの掃除をしてみます。
エアコンは、使ったら使った分だけ汚れていくものです。
そのため使用年月が長くなるほど、臭いが気になる事も多くなるんですよ。
フィルターの掃除でも改善しない場合には、室外機内の汚れが原因かもしれません。
なかなか難しいエアコンの掃除ですから、ここはプロのエアコンクリーニングをお願いしてみると良いですね。

4.音が気になる

エアコンから異音がする場合には、エアコン本体と室外機とそれぞれに原因が考えられます。
まずは本体のフィルターが汚れている場合、カタカタと振動音がしてきます。
この場合にはフィルターを掃除してみると、改善する事が多いですよ。
また風向きを変えると音がする場合には、エアコンの風向きを決める部分にオイルをさしてみると効果がある事があります。
それでも改善しなければ、業者に修理を依頼しましょう。
そして室外機に問題がある場合、ファンの劣化やコンプレッサの故障などが考えられます。
是非一度業者へ修理依頼をして、しっかりと修理してもらった方が良さそうですね。

エアコンを長く上手に使う方法3選!

エアコンは、壊れてからでは大変な思いをする事が多い家電です。
そのため、長く上手に使っていきたいものですよね。
そんなエアコンを大事に使う方法を、3選で見てみましょう!

1.定期的に掃除をする!

まずは、定期的に掃除をする事が大切です。
特にフィルターの掃除は、1ヶ月に1度を目安に行っていくと効果的ですよ。
そして1年に一度は、エアコン全体をしっかりと掃除する様にしていきましょう。

2.定期的なメンテナンスをする!

エアコンにも、メンテナンスが必要です。
そのため、1年に一度は業者にお願いしてメンテナンスをしてもらいましょう。
エアコン本体と室外機も併せてメンテナンスをする事で、長く使っていく事ができますよ。

3.長時間使い続けない!

エアコンをあまりにも長時間使い続けると、様々なトラブルの原因となってしまいます。
そのため、時々はエアコンを休ませてあげる事も大切なんですよ。
タイマーを上手に使って、エアコンに負担をかけすぎないように注意していくと良いですね。

まとめ

エアコンは、快適な生活を送る上で欠かせない家電の一つです。
そんなエアコンだって、決して故障しない訳ではありません。
故障した際には、あらゆる可能性を探ってまずは自分でできる事をやってみましょう。
またエアコンは定期的に掃除やメンテナンスをして、長く大事に使っていけると良いですね!

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