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冬はインフルエンザが流行する季節ですね。
国立感染症研究所によると、今週、インフルエンザの感染報告数が増え、インフルエンザの流行のピークに達したそうです。
15日、国立感染症研究所は都道府県別のインフルエンザ定点当たり報告数を更新しました。今週の発表によると、第5週(2月1日~2月7日)の全国のインフルエンザ定点当たり報告数は34.66(先週比プラス12ポイント)で、全国の定点あたり報告数がインフルエンザ流行警報の発令レベルを超えました。全国の医療機関を受診した推計患者数は先週の約107万人から増加して約164万人となりました。
(引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160215-00000004-rescuenow-soci)
本日は、インフルエンザの対策グッズや食べ物、最適な湿度などをお伝えします!
インフルエンザのことを知って、インフル予防をしっかりしましょう!
インフルエンザとよく聞くけれど、風邪とは違うの?
対策を知る前に、まずはその主な症状から見てみましょう。
インフルエンザの主な症状
インフルエンザウィルスに感染すると、潜伏期間が1日~3日あり、その後、インフルエンザに発症します。発症してから、1日~3日間は、38℃以上の高熱や倦怠感、食欲不振などの全身症状が現れます。
遅れて、鼻水や喉の痛み、咳などの呼吸器の症状が現れ、関節の痛みや吐き気などの消化器の症状が現れます。
インフルエンザに発症してから、約10日前後で症状がおさまり回復します。
(引用元:http://www.xn--nyq66skyb86e.net/729)
風邪との最大の違いは、症状が急激に出るかどうかです。
風邪の場合は、熱や咳などの症状がゆっくりと出て、「あれ、風邪かな?」と思うのに対し、インフルエンザは、突然、高熱が出て、関節の痛みや筋肉痛、食欲不振などの症状が出ます。
これらの症状が、全身に現れるのがインフルエンザの特徴です。
また、肺炎などの合併症を起こし、重症化しやすくなります。
インフルエンザ対策、何すれば良い?
インフルエンザは、ウイルス感染です。感染経路は主に、飛沫感染と接触感染です。
インフルエンザ菌を持っている人がくしゃみや咳、つばなどを飛ばすことで、一緒にウイルスが出ます。
そのウイルスを吸い込むことで感染するのが、飛沫感染です。
また、菌を持った人がくしゃみや咳をする時に、手で口を押さえると、その唾などが手に付着しますよね?
そのまま、その人がドアノブやつり革など、あちこちを触ることで、それらの場所にも菌がつきます。
そこに触った人の手に菌が感染し、そのまま物を食べたり、鼻や口等を触ると、そこからインフルエンザウイルスが体内へ侵入します。
まず感染経路を経とう!
そのため、インフルエンザにかからないようにするには、上記の感染経路を経つことが重要です。
それらには、下記の対策が有効です。
- こまめに手を洗う
- うがいをする
- 手を洗う際は石鹸で
- 予防接種を受ける
- 人が多い場所への外出を避ける
- 栄養バランスの良い食事を摂る
- しっかり睡眠をとる
インフルエンザ対策に最適な湿度ってある?
また、冬は空気が乾燥しがちです。
空気が乾燥することにより、のどの粘膜の防御機能も低下します。
のどの粘膜の防御機能が低下すると、ウイルスを防ぐ力も弱くなってしまうため、インフルエンザなどのウイルスに感染しやすくなります。
そのため、加湿器などを使用して、適切な湿度を保つことも重要です。
のどの粘膜に最適な湿度は、大体50%~60%程度だといわれています。
インフルエンザ対策に効果的な食べ物
また、免疫力を低下させないことも、インフルエンザ対策に必要です。
ここでは、特にインフルエンザの予防効果が高いとされている食材を、ご紹介しておきましょう。
生姜
抗ウイルス性物質の分泌を促し、粘膜に付着したウイルスと戦う力があります。
みかん
みかんに限らず、柑橘系の果物や、ビタミンCを多く含む果物類は、インフルエンザや、風邪にかかるリスクを減らしてくれることで有名です。
にんにくやたまねぎ
にんにくやたまねぎなどの香りの強い野菜は、免疫力をアップさせることでも知られています。
特に、にんにくに含まれるアリシンという栄養素は、ウイルスなどから身体を守ってくれる効果があります。
はちみつ
はちみつは、沢山の栄養素が詰まった自然食品。
免疫力の向上も期待でき舞う。
中でも、マヌカハニーは、高いインフルエンザ予防効果があるといわれています。
インフルエンザの予防に欠かせないグッズ3選
インフルエンザの対策の強い味方となるグッズを使うことも、効果的です。
特に欠かせないグッズが、こちらの3つ。
- マスク
- アルコール消毒液(もしくはアルコールウェットティッシュ)
- 加湿器
インフルエンザ対策3種の神器といっても過言ではありません。
特に外出をする人は、マスクは欠かせないアイテムとなります!
ウイルス感染している人でも、マスクをせずに歩いている人は大勢います。
自分のみは自分で守るしかないので、しっかり、マスクをして出かけるようにしましょう。
まとめ
インフルエンザの対策について、簡単にご説明しました。
寒暖の差も激しく、気温の変化に体調を崩しやすい時期でもあります。
しっかり栄養を摂って、睡眠をとる。
そんな健康的な生活を心がけるようにしましょう!
そして、体調が悪いな、と感じたら、無理をせずに早めに病院に行くようにしましょう。