仕事や学校から帰ってきたら、もうクタクタ!
疲れて寝てしまう…なんてことも時にはありますよね。
皆さん、そんなときでも、ちゃんとお化粧落としてますか?
朝起きて、しまった!と思った方もいらっしゃるのでは?
それ、お肌の老化の原因にもなっているって、ご存知でしたか?
今日はそんな怖い、メイクしたまま寝てしまったとき、のお話をしたいと思います。
目次
化粧したまま寝るって、どういうこと?
化粧をしたまま寝るということは、よく、汚い雑巾を顔に乗っけたまま寝ていること、という風に言われています。
うわ、汚い!!
と思うけど、具体的に、何が汚いのでしょうか?
ファンデーションにはお肌との密着性を高める為に油性成分や顔料が多く使われています。
落とさずにおいておくと、お肌の汗と混じり合って微生物の温床になる可能性もあります。
(引用元:http://bihada-mania.jp/blog/606)
ファンデーションには肌との密着性を高めるために、油性の成分や顔料が使用されています。
それらは放置しておくと汗や皮脂と混ざり合い活性酸素を出し、過酸化脂質に変化していきます。その汚れが毛穴に入り込むとターンオーバーがスムーズにいかなくなり、結果、肌の老化へと繋がってしまします。
(引用元:http://www.skincare-univ.com/article/005906/)
ファンデーションは日中、肌を美しく見せてくれたり、紫外線から守ってくれたりと大活躍してくれるものですが、時間が経つと、顔の皮脂と混じり合い、悪いものに変わってしまいます。
1日の役目を終えたら、きちんと落としてあげないといけません。
実験結果にも出ている、化粧したまま寝る恐怖!!
あるイギリスの女性ジャーナリストが、「化粧したまま寝るのはこんなに怖いことなのよ!」ということを世の女性に知らしめようと、ある実験を行いました。
「化粧をしたまま寝る→翌朝、化粧落としを使わずに洗顔→メイクして出勤」という生活を1ヶ月続けるというもの。
その結果が、恐ろしいことに!
目のまわりや肌全体にボツボツができ、肌もカサカサに。
さらに10日後には、毛穴がつまり、目は腫れ、肌や唇は乾燥からひび割れてしまったそう。化粧水をつけてもまったく効果がなく、実験開始から1ヶ月後の肌は、最悪の状態に!
実験後、皮膚科学の専門家に肌を分析してもらったところ、肌の水分が少なく、やけどのようになってしまっている箇所もあり、致命的な状態。
極度の乾燥からシワができ、肌の赤みも拡大してしまったそう。さらに毛穴が広がったりと、おばあさんの肌のような症状が見られ、専門家によると、「1カ月で10歳も肌が老けてしまった」とのこと。
(引用元:http://woman.mynavi.jp/article/130814-009/)
上の写真は実験の前後の比較写真です。
よくもまあ、こんな恐ろしい実験やろうなんて思ったな、とも思いますが、それでも、この文章を読むだけで、メイクしたまま寝る生活を続けることが肌にとってどれだけ恐ろしいことか、分かって頂けたかと思います。
化粧したまま寝てしまった時の対処法
そんなこと言っても、寝てしまう時だってあるし、やってしまったものはしょうがないですよね。
メイクを落とさずに寝てしまったことを少しでも取り戻すために、どうすれば良いか、まとめてみました。
お風呂に入る
朝起きた時、メイクがドロドロしていて、なんだかくすんで見える…という方も多いはず。
「くすみの原因」である毛穴の汚れと血行不良を改善するためには、まず毛穴を開くことです。汗をかいて老廃物を排出させ、皮膚のサイクルを正常に戻しましょう。
(引用元:http://www.skincare-univ.com/article/005906/)
普通の洗顔だけではこのくすみ、なかなかとれません。
また、ファンデーションなどの汚れが毛穴に入り込んでいることもあるので、入浴で毛穴を開きましょう。
目も覚めると思います。
朝、寝坊してどうしても時間がないという方は、蒸しタオルを当てる方法がおすすめです。
お湯につけて絞ったり、電子レンジで蒸しタオルを作ったりできるので、手軽で便利です。
汚れを綺麗に落とす
毛穴を開いたら次は、しっかり落とす!
クレンジングと洗顔をしてください。
その際、肌はいつもよりもダメージを受けている状態なので、普段よりもクレンジングと洗顔料をたっぷり使って、優しく優しく!
とにかく保湿保湿保湿!!
朝、メイクがドロドロになっているのは、メイクによって肌を乾燥させまいと、自分で皮脂を分泌してくれた結果です。
それを洗ってしまったので、肌はいつもよりもうんと乾燥しやすくなっています。
でも、化粧水がきちんと肌に届くまでは3分かかると言われています。ただパシャパシャつけただけじゃ、届きません。
パックをしたり、コットンにたっぷり化粧水を含ませて顔に貼ったりしてみるのがおすすめです。
ただし、あまりやりすぎると、逆に乾燥してしまうので、3分くらいが目安です。
その後は、水分が蒸発しないように、クリームなどでしっかりふたをしてあげてください。
本当はその後、化粧をしないのが一番いいのですが、そうも言っていられない、という方は、いつもよりも薄めに、メイクしてあげてください。
栄養をしっかり摂る
肌に良い、ビタミン、コラーゲン、水分。
外側から摂るだけじゃ、全然足りません。
ビタミンC(コラーゲンの合成を高め、色素沈着を防ぐ)、ビタミンB2(細胞の再生や成長を促進する)、ビタミンB6(健康な皮膚や髪の毛を作り、成長・代謝を促す)などのサプリメントを摂るのも有効です。
(引用元:http://www.skincare-univ.com/article/005906/)
栄養のある食事を、積極的にとりましょう!
早めに寝る
シンデレラ・タイムと言われている夜22時から深夜2時。
この時間にしっかり睡眠をとることで、肌のターンオーバーが活発になります。
一刻も早く肌を元通りにするには、このターンオーバーが必須。
前日、化粧を落とさずに寝てしまった方は、翌日は早く寝ましょう。
もちろん、メイクはちゃんと落としてからですよ♪
まとめ
お化粧を落とさずに寝ることの怖さと、もし寝てしまった場合の対処法について、ご紹介いたしました。
落とさないでメイクを寝るということが習慣化してしまっている方は、これを機会に、一度、生活習慣を見なおしてみてはいかがでしょうか?