歯並びが悪いのを矯正したい!大人でも出っ歯や前歯の歯列は治る?


思春期ごろから気になっていた自分の歯並び。
早く治した方がよいと思いつつ、そのチャンスを逃して大人になってしまった!という人は多いのではないでしょうか?
今からでも遅くないのであれば、この歯並びを矯正したい!そんなあなたに、ぜひ知ってほしい情報をまとめてみました!

目次

  1. 日本人は歯並びが悪い!その原因は遺伝?
  2. 大人の歯列矯正が時代のスタンダード!その理由4つ
  3. 歯並びの矯正は大人になってからでもキレイにできるの?
  4. 本気で歯並びを治したい!それを叶える重要ポイント4つ

日本人は歯並びが悪い!その原因は遺伝?

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おそらく歯並びで悩んでいる女性は、「なんで私だけ?」「どうしてこんなに歯並びが悪くなっちゃったの?」と、自分自身の歯並びを、かなりネガティブに捉えていると思うのです。

歯並びを治すための矯正って、とにかく費用がかかることで有名ですよね?
このようなネガティブな考え方を引きずったまま、矯正をはじめることを決意すると、「どうしてこんなにお金をかけなきゃいけないんだろう」「歯並びさえ良ければ、こんな金銭的苦労は……」と、金銭的な部分で、さらにネガティブになるでしょう。

そして、歯列矯正は方法によっては痛みを伴います。
実際に、矯正を行ってみて、「こんな痛い思いをしなきゃいけないなんて!」と想像していたよりもずっと痛くて、くじけてしまう人も多いようです。

そんなことにならないために、歯並びを治す歯列矯正の話をする前に、一つお話をしたいことがあります。
それは、「歯並びが悪いのはあなただけではないし、めずらしい話でもない!」ということです。

これはあまり一般的には知られていないことなのですが、実は日本人はもともと歯並びが悪くなる傾向にあるのです。
つまり、日本人の多くの人が歯並びが悪いと表現しても間違いないと思います。
なんで日本人は歯並びが悪くなる傾向があるの?と不思議に感じますよね?
ご説明しましょう!

日本人は民族的に歯並びが悪くなりやすい

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ここからはちょっと歴史の話になってしまうのですが、日本民族は、皆さんご存知のとおり、最初は縄文人でした。
そこに朝鮮半島にもともとは住んでいた、弥生人が入ってくるわけです。
そうなると、どうなりますか?
縄文人と弥生人の混血の子どもが増えますよね。

縄文人は狭いアゴで、歯一つ一つは小さいという特徴がありました。
そして弥生人は広いアゴで、歯一つ一つが大きいという特徴がありました。

そうなると、縄文人の狭いアゴに弥生人の大きな歯の遺伝子が合わさった人は、歯がアゴのスペースにすべて入りきらず、乱杭歯などになっていきました。
また、弥生人の広いアゴに縄文人の小さな歯が合わさった人は、すきっ歯になっていきました。
このように、もともとの民族個性といいますか、歯並びが悪い傾向にある人が、圧倒的に多いはずなのです。

ですから、歯並びがよいなと思う人は、歯列矯正をしている可能性も高いですし、よくよく見てみると、あなただけでなく歯並びが悪い人は結構いるはずですよ!

大人の歯列矯正が時代のスタンダード!その理由4つ

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今の時代、大人の歯列矯正はごくごく一般的になりました。
でも一昔前までは、矯正といえば「子ども」という印象でしたよね?
どうして大人の矯正が普通のことになってきたのでしょうか?

歯並びに対する美意識の向上

正直、日本人の歯並びに対する美意識は、他の先進諸国と比較してかなり劣っていましたし、今も同じレベルまで到達しているかといわれれば、かなり下回っているといえます。
しかしそんな中でも、少しずつ歯並びを整えなければという意識が強まってきていて、特に20代~40代の女性にその傾向が高まっています。

ほかの顔のパーツは、お化粧をすることで綺麗に見せることができます。
しかし歯並びに関しては、どうしてもお化粧でどうにかすることができません。
綺麗にお化粧をしていても、歯並びが悪いと見た目的にワンランク下がります。
その辺りを、意識する女性が増えきているのです!

金銭的に余裕ができたから

先にもお話をしましたが、歯列矯正は高額です。
学生のうちは、親が前向きにならない以上は、歯並びを矯正することは費用面を考えると難しいと思います。

しかし社会人となり、自分で稼いだお金で自己投資できるようになれば、矯正をするのも自由です。
「親に負担をかけたくなかった」「自分のお金で歯並びを治したかった」という女性が今、急増中です!

健康志向の向上

最近になって、少しずつクローズアップされていているのが、身体全体の健康と口腔内の健康の繋がりです。
お口の中が健康的でないと、さまざまな病気を引き起こすことが分かってきました。

歯並びが悪ければ当然、虫歯になりやすくなります。
40歳を過ぎてくると歯周病も気になり出しますが、歯並びが悪い人は歯周病リスクも高いです。
いつまでも健康でいるためにと、30代~40代の方々が、歯列矯正をするのが流行しています。

矯正方法がバラエティ豊富になった

歯列矯正と聞くと、矯正器具が気になると思います。
社会人になって、あれをつけるのは……と躊躇して、矯正ができないという時代もありました。

しかし今は、マウスピース型のパッと見た目では分からないような矯正器具や、矯正器具を歯の裏側につける方法などが登場し、仕事や恋愛などにあまり支障をきたすことがなくなってきました。
それであればと、歯並びの矯正をはじめる女性が増えているのです!

歯並びの矯正は大人になってからでもキレイにできるの?

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大人になって矯正をする人が増えているのは分かったけど、大人になってしまってからでも歯並びは動かすことができるのかしら?出っ歯や前歯のガタガタは治るの?と根本的なところが不安だという人も多いのでは?
分かります!矯正って「子どものころは歯や歯の骨が動きやすいから、子どものうちに行った方がよい」と、聞いたことがありますよね。

実はこれは事実です。
大人になってからよりも子どものうちの方が、歯や歯の骨が動きやすく、矯正がスムーズに進みます。
そのため、矯正期間が短くて済んだり、矯正の費用が安く済むケースも多いです。

しかしこれは、大人になってからでは遅いという話でもないですし、大人になったら歯や歯の骨が動かない!という話でもないのです。
そこを勘違いなさっている方が多いようです。
大人になっても、歯並びは治すことができます!

本気で歯並びを治したい!それを叶える重要ポイント4つ

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ただし、歯並びを本気でなおしたいのであれば、必ず守らなければならないポイントがあります。
よく、「結局、中途半端にしか歯並びが治らなかったよ」という人がいますが、これはこのポイントを守らなかったからという方が多いからです。
ポイントをおさえて、きちんと歯列矯正を行って、素敵な歯並びを実現しましょう!

決められた通院スパンを守る

歯列矯正には通院が必須です。
矯正方法によって異なりますが、通院スパンも決められています。
多くの人が、この通院スパンについて理由があることを知りません。

実はこの通院スパンは28日、つまり4週間を基準に決められていて、この28日周期というものが、歯と歯の骨を動かすために、重要なキーポイントになっています。
28日と聞いて、あれっ?と何かに気が付いた方もいるのではないでしょうか?

たとえば生理も、人によって異なるものの、基本は28日周期といいますよね?
肌の再生も、28日周期という意見が一般的です。
ある歯科医師の先生も、「人間って不思議な生き物ですよね」とこれについてお話をなさっていました。

要するに、歯科医師から指示された通院スパンには、このようなしっかりとした理由があり、これを守らないと歯並びは、予定通り順調には動いていかないのです。
ですので、通院スパンを自己流にしたり、早めたりするのはNG!
決められた通院スパンを守って、治療を行いましょう。

痛くてもガマン!

ワイヤーとブラケットを使った矯正は、正直最初は痛いです。
一番初回は、激痛といっても過言ではない患者様も多いと、歯科医師は話しています。
その後おこなう、一ヵ月に一度のワイヤーの調整も、2回目3回目ぐらいまでは、痛みが伴うケースが多いそうです。

この痛みに耐えなければ、歯並びを治すことはできません。
辛いのは数日です!
乗り越えましょう。

歯列の状況に合った治療方法を選ぶ

ワイヤーブラケット矯正は痛いから嫌!とか、見た目が悪いからというような理由で、マウスピース矯正をチョイスしたり、この矯正方法が安いからと選んだりするような人がいますが、実は個々の歯列によって、ベストな矯正方法というものがあるケースもあります。
本気で歯並びを治したいのであれば、矯正方法も歯科医師と相談して、自分の場合、どの方法がベストなのかを考え、その方法で矯正を行うことが理想的です。

保定装置をしっかりと使う

よく歯列矯正にかかる年月は、2年前後なんて聞くと思います。
でもこれは、歯並びが整うまでの期間を指しており、この後、保定期間が必要になります。
保定期間は、矯正にかかった年月と同じぐらいといわれています。

保定期間ってなに?という方も多いと思いますのでご説明しますと、歯の矯正が完了しても、その状態はその場所に歯や歯の骨が定着している状況ではありません。
そのため歯や歯の骨は、そのままにしていると「元に戻ろう」としはじめます。
これを、後戻りと呼んでいます。
この後戻りを防止し、歯並びを整えたその位置に歯並びを定着させる期間を、保定期間と呼びます。

保定期間には、保定装置と呼ばれる器具をつけて生活をしなければなりません。
特に最初の一年間は、後戻りしやすいのでずっとつけている状態になります。

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(引用:
http://www.kyousei-shika.net/kyousei_html/care/souchi-17.htm)

実は気が緩んで、この保定期間を、歯科医師の指示通りに過ごさなかったという人が多く、それで後戻りしてしまって、歯列矯正が失敗に終わってしまったという例が、少なくありません!
最後までキチンと治療を継続することが、歯並びを整えるためには大切なことなのです。

さいごに

歯並びが綺麗ですと、会話をしていても食事をしていても、素敵な女性に見えます。
思い立ったら吉日!
今からでも遅くはありません。
矯正を始めて、整った歯並びを手に入れましょう。

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