買い物や映画鑑賞にちょっと飽きてしまったなというとき、街の散策はいかがでしょう?東京は都心部をちょっと離れると散策にうってつけの街がいっぱい。
今回は、私のおすすめの街、吉祥寺を紹介したいと思います。
目次
井之頭恩賜公園付近のオススメ観光スポット3選
吉祥寺は住みたい街ランキングで毎年上位にランクインされる街ですよね。私は吉祥寺の数駅先が最寄り駅だった時期があり、買い物はいつも吉祥寺に来ていました。新宿や池袋のように巨大な街ではないのですが、デートに観光に買い物にと全てが程よく揃っていて1日で全部歩ききれてしまうコンパクトさが売りの街です。
吉祥寺といったらまず有名なのが井之頭恩賜公園です。井の頭恩賜公園までは、吉祥寺駅公園口から歩いて10分ほど。井之頭恩賜公園に着くまで通りには雑貨店が多くあり、歩いているだけでも楽しめます。
井之頭恩賜公園はこんな場所
(引用元:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index044.html)
この井頭恩賜公園は、お花見の時期になると毎年たくさんの花見客が押し寄せることで有名です。
その他、TBSドラマ「愛していると言ってくれ」の主要舞台でもあった場所です。画家の豊川悦司さんと劇団員の常盤貴子さんの恋愛模様が爽やかで素敵でした。また、井之頭恩賜公園は土日になると即席のフリーマーケットが開かれ、写真を売る人、絵を書いてくれる人、手品を披露する人など、個性的な人たちが沢山集まってきます。
広い池の周りをその人達を見ながらぐるっと散策するとだいたい30分ぐらいかかります。周りは木々に囲まれているので東京の都心近くにいるのに森林浴をしている気分にもなれます。
吉祥寺には芸能人も多く住んでおり、井之頭恩賜公園でウォーキングやランニングをすることもあるそう。ひょっとしたらすれ違う幸運があるかもしれませんね。
井の頭公園の散策でお腹が空いたら焼き鳥の名店いせやへ
井之頭恩賜公園をぐるっと一周するとそろそろお腹が空いてくる頃かもしれません。
そんなときは、井之頭恩賜公園のすぐそばにあるやきとり屋「いせや」で軽く休憩するがおすすめです。吉祥寺の名店ながら、ふらっとはいれる門構えです。
(引用元:http://www.kichijoji-iseya.jp/publics/index/14/)
いせやは、吉祥寺に3店舗のお店を構えるやきとりの名店です。いせや総本店の創業は昭和3年。そして、いせや公園口店は昭和35年になります。お腹が空いていなくても、井之頭恩賜公園を出てすぐのところにあるいせや公園口店から、炭火で焼かれた焼き鳥のいい匂いがぷーんと漂ってくるので、寄らずにはいられません。
中は、観光客やデートの若者に加え、地元の年配の方の寄り合いの場所でもあるようで、昼から楽しそうに一杯なんて光景もしばしば。昼から気兼ねなく焼き鳥とハイボールを楽しめる最高のお店です。
吉祥寺で焼き鳥と言ったら誰もが「いせや」と答える名店。味はもう保証付き。それに加えて、1本1本がとてもリーズナブル。焼き鳥単品では1本80円という安さです。
味よし、価格よし、雰囲気よしで吉祥寺に来たら外せないお店です。また、ちょっとコワモテのお兄さんが焼き鳥を焼く姿も見れます。見た目は職人風な方が多いのですが、出てくる焼き鳥はお上品な味でかなりギャップがあり、そこがまた楽しいです!
お腹が満たされたら今度は買い物!
いせやでほどよくお腹が膨れたら、今度は雑貨巡りをしてみましょう。井之頭恩賜公園から吉祥寺駅の公園口までは雑貨通りとしても有名です。長さはおよそ300メートルほどですが、数十軒の雑貨屋があって賑やかです。
その中でも私がオススメしたいのは、チチカカ公園口店です。
チチカカは本場のインディアンジュエリーや衣装が揃うエスニックなお店です。お値段はリーズナブルで、おしゃれな学生さんにも人気があります。
(引用元:http://titicaca-blog.jp/shop/13/000192.html)
吉祥寺駅北口付近のおすすめデートスポット2選
さて、次に吉祥寺駅北口方面でおすすめしたいのが、タイ料理のお店アムリタ食堂です。お店はとても異国情緒が漂っていながらどこかアットホーム。ついつい長居したくなってしまうお店です。
オシャレでアットホームなアムリタ食堂
(引用元:http://cafeamrita.jp/data/party_top.html)
アムリタ食堂では、ママさん同士の集まりや女子会などでも使用される和気あいあいとした雰囲気が楽しめます。
こちらのお店のオススメ料理は、なんといってもトムヤンクンスープです。本格的なタイ料理が楽しめますし、何度でも食べたくなってしまうヤミツキな美味しさです。
お店の雰囲気がとても素晴らしいので、デートにもオススメです。
ファンタジックな猫カフェ「てまりのおうち」でゆったりとした時間を
(引用元:http://necofes.com/temari)
アムリタのすぐ傍には、猫カフェ「てまりのおうち」がありますので是非、足を運んでみてください。
通常の猫カフェとは違ったファンタジックな建物の中で、可愛い猫ちゃんとメイドさんのような服を着たスタッフさんが待っています。
「てまりのおうち」は1度料金を払えば居放題なので、吉祥寺の街を歩き疲れたなあというときは、ここで暫く猫ちゃんに癒されるのがいいですね。
「てまりのおうち」には子猫から成猫まで沢山いますので、いろんな猫を見ることや不思議な建物を楽しむことが同時にできてとてもお得感があります。
吉祥寺の夜を楽しむならハイソか庶民派かの2択
お昼の吉祥寺を満喫したら、やはり、夜も楽しみたいですよね。
ここからは、夜の吉祥寺の楽しみ方をご紹介します!
ハモニカ横丁はどこか懐かしい雰囲気
(引用元:http://hamoyoko.jp/)
昭和中ごろの雰囲気がそのまま残っているハモニカ横丁。
吉祥寺の北口を出てすぐ傍にあるハモニカ横丁は、オシャレな吉祥寺とはまた雰囲気が違い、時代をタイムスリップしたかのような気分になれます。
モツ煮あり、おでんあり、そしてビアホールありと昭和世代には懐かしい場所。そしてそんな昭和を知らない若い世代でも、どこかノスタルジーを感じられる場所です。
お酒の値段も安く、千円でベロンベロンになってしまうので、吉祥寺のセンベロ酒場といえば、ハモニカ横丁というぐらい大衆的な酒場として有名です。TVなどでもハモニカ横丁特集が組まれるほど人気があります。
高級感溢れる日本料理店「金の猿」
一方、井之頭恩賜公園のすぐ傍にある「金の猿」は、夜になると大人の雰囲気を楽しめるお店として人気があります。
お料理は本格派の日本料理。しっとりとした吉祥寺の夜を楽しむことができるお店です。また席によっては井之頭恩賜公園の美しい景色も見れて、」目でも楽しむことができるお店です。
(引用元:http://www.sometime.co.jp/kinsaru/tennai.html)
「金の猿」のオススメは、お店の雰囲気プラス飲み物の充実ぶり。
ワインやソフトドリンクもたくさんあるのですが、日本酒や焼酎の充実ぶりはすごいです。
夜の静かな吉祥寺を美味しい日本料理と日本酒で楽しみたいなら絶対に「金の猿」ですね。とても雰囲気がいいので、ここぞというときの勝負デートにもおすすめですよ!
吉祥寺のお土産、オススメはこれ!
せっかくの吉祥寺散策。お土産を買って帰りましょう!
(引用元:https://www.ozasa.co.jp/guide.php)
日が昇る前から並ばないと手に入らない小ざさの羊羹
吉祥寺の名店「小ざさ」は、羊羹が有名で、朝、込み合うと整理券が配られるほど。
それもそのはず、小ざさの羊羹は一日限定150個の販売なのです。小ざさをお土産にしたいと思ったら、吉祥寺散策の前に並ばないとだめです!早いお客さんは、夜明け前から並ぶんだそうです。
「和菓子の究極は羊羹にあり」と言われるほど、羊羹は和菓子の基本であり、究極のお菓子。
その羊羹の名店が作る限定羊羹は一度食べたら忘れられない人も多く、朝から並んでも食べたい常連さんが多いそうです。
いつも行列が途切れないさとうのコロッケ
吉祥寺駅北口のサンロード商店街の一角はいつも行列を作っているのですが、その行列はさとうのコロッケを買い求める人の列です。
さとうは、黒毛和牛の専門店で鉄板焼き、しゃぶしゃぶ、すき焼きの他、精肉やお惣菜なども販売しています。
(引用元:http://www.shop-satou.com/shop/kichijouji1/index.html)
見てください!この行列。平日でも行列ができますが、休日ともなると列の長さは倍以上になります。
さとうのコロッケは出来立てが一番おいしく、ホクホクとした食感を楽しめます。お土産用と自分がその場で食べる用と、2種類買っちゃいましょう。
まとめ
何度も通った吉祥寺を今回まとめてみて、楽しかった思い出が蘇ってきました。今は同じ東京といっても吉祥寺とはかなり離れた場所に住んでいるのですが、散策も兼ねて思い出に浸りにまた行ってみたいなと思いました!
吉祥寺は、主に北口ゾーンと公園口ゾーンに別れていて、二か所回って丁度良いぐらいの時間と体力の消費量です。庶民的な味を楽しむもよし、ハイソな空間や食べ物を食べるのも良しとコンパクトな街ながら何でもできてしまう素敵な街、吉祥寺。
今度の休日、お友達とワイワイしながら、もしくは1人でふらっと吉祥寺散策はいかがでしょう?